こんにちは
さとう塗そうです。
今回は「アパートの外壁塗装~下地処理編~」
についてお話していきます。
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◎施工前

今回は、屋根以外を塗装していきます。
◎施工中
まずはじめに、【高圧洗浄】を行います。
洗浄時の様子はこちらのブログをご覧下さい👀
🏠https://painting-satotoso.com/everyday/アパート-外壁塗装工事-高圧洗浄ver/
【養生】
高圧洗浄後、数日間乾燥時間を確保します。
水を建物全体にかけるので、しっかりと乾燥させていきます。
養生は【形に沿って貼る】がポイントです。
春先のこの時期は、特に風の強い日が続きます。
風でビニールが擦れて大きな音が鳴ったり、風に煽られてビニールが裂けてしまったりします。
養生をぴしっと貼ることで、作業効率もあがります。

日常生活に支障がないように設備類も養生していきます。
※換気扇

完全にビニールでは塞ぎません。
排気ができるように養生してあります。
※メーター機

メーター機の後ろにも壁があります。
道具が入るように形にピタッと合わせて養生していきます。
※ボイラー

ボイラーは特に気をつけて養生をしていきます。
排気口をビニールで塞いでしまうと、熱でビニールが燃えてしまうからです。
慎重に且つ、よくよくよく!確認して包んでいきます。
※室外機

専用のカバーを被せてあります。
メッシュ素材なので、エアコンを使用することが出来ます。
工事期間中も、室内で快適に過ごして頂けます。
【プライマー】
養生が出来たら、プライマーを塗布します。

プライマーは、吸い込みムラを防ぐ効果や、上塗り材との密着を高める効果があります。

※プライマー塗布後は、全体的に光沢が出ます。
プライマーの性質で、黄変することがありますが
特に問題はありません。
【壁補修】
今回は、「10年程度持つようにメンテナンス」ということなので、サイディングボード用下地調整材(中塗り材)は使用しません。
お客様の要望や予算に合わせて、作業内容や工程を組み変えていきます。
サイディングボードにひびや欠損があれば、パテで埋めていきます。

換気扇の下は、水分により壁が傷みやすい場所です。
パテで埋めていきます。

パテを1晩乾かします。
パテは【水性】であり塗料は【油性】だからです。
翌日以降補修した箇所をペーパー当てをしてプライマーを塗布します。


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ここまでが、サイディングボードの下地処理です。
塗り替え工事をしていると、下地処理中は大きな変化が見られずお客様に時々
「今日はどんな作業をしていたの?」と
聞かれることがある程、地味な作業です。
何をするのにも【準備】が8~9割と言われています。
美しい完成をさせるために、丁寧に準備を進めていきます。
本日も さとう塗そう の【塗装のあれこれブログ】をご覧頂き、ありがとうございました。