こんにちは
さとう塗そうです。
今回は「サイディング板の塗り替え工事~下地編~」をお話していきます。
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前回、高圧洗浄の様子を紹介しました。
宜しければ、合わせてご覧下さい👀
🏠:https://painting-satotoso.com/everyday/サイディング板-塗り替え工事洗浄編/
サイディング板の場合、下地作業は
1.養生
2.プライマー
3.下地調整
順番にお話していきます。
1.養生
高圧洗浄が終わり、乾燥させたら養生を始めます。
塗装部分を残し、塗装しない箇所は全て養生をしていきます。
こちらはベランダ内になります。
手すりや、基礎、床を養生してあります。
また、養生をする際に塗装の工程を考え、養生を進めることで効率よく作業を進めていくことができます。

2.プライマー
養生が終われば、プライマーを塗布します。
塗装の基本は、「高いところから仕上げる」です。
これは、塗料は液体のため作業中に上から下へと塗料が垂れてしまいます。
低いところを先に仕上げてしまうと、高いところから垂れた塗料が垂れてしまった型が残ってしまうことがあるからです。
気温や塗料によっては、直ぐに乾いて型になってしまうものもあります💦

軒裏▶︎壁の順にプライマーを塗布します。

濡れ色になるまで、しっかりと塗布していきます。
3.下地調整
プライマーが乾いたら、下地調整をおこないます。
「コーキング」、「パテ処理」、「ヒビ埋め」などをします。
「コーキング」
今回はコーキング屋さんにサッシや、目地コーキングは打ち直しをしてもらいました。
なので、軒裏と壁との境や、入隅のコーキングを打ちました。

「パテの処理」
軒裏の釘頭にパテ処理がされていますが、経年劣化により剥がれてしまっていたので、新しく処理しました。

パテ処理の凹凸を無くすため、ペーパー当てをします。

ペーパー当てをしたら、パテの上だけプライマーを拾います。
パテを研磨することで、表面が粉っぽくなりますが、プライマーを塗布することで上塗り材との密着を高めます。

今回軒裏は「つや有り」で仕上げます。
全面が均等に見えるように、もう1度全面プライマーを塗布していきます。

「ヒビ埋め」
今回サイディング板に吹き付けをしてある壁でした。
吹き付けには細かい砂材が使用されていたので、
カチオン材でヒビ埋めをしていきます。
before

after

下地調整をする際には、素材に合わせた材料選択をすることが大切です。
下地調整作業は、塗り替え工事中の地味な作業のひとつですが…【たかが下地、されど下地】です。
◎下地にどれだけ時間や手間をかけるか。
◎素材に合わせた適切な材料選択、施工方法が出来るか。
仕上がりの美しさに直結し、長持ちさせるためには大切にしていかなければなりません。
仕上がりの美しさや、建物の長持ちをさせることは、皆様の建物の資産価値を下げないためには必要不可欠です!!
私たちさとう塗そうでは、お客様の立場に立ち塗装工事を依頼して下さった皆様に、「満足いく仕上がりになった」「頼んでよかった」と思って頂けるよう、日々作業を進めることを大切にしています。
佐久地域だけでも、塗装屋はたくさんいます。
その中でも、さとう塗そうを選んでくださった皆様のために、感謝の気持ちを持ち、真摯に作業を進めさせて頂きます!!
何か気になることがありましたら、お気軽にお問い合わせくださいね😊
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本日もさとう塗そうの【塗装のあれこれブログ】をご覧頂き、ありがとうございました。