こんにちは
さとう塗そうです。
今回は「トタン屋根 塗り替え工事」がテーマです。
よく、「どのくらいで塗り替え時期ですか?」
とお問い合わせ頂きます。
さとう塗そうでは「状態によって違う」が答えだと考えています。
理由としては、
・立地条件で建物の経年劣化のペースは変わる
・素材や以前の塗料のグレードでも変わる
など、様々な要因があるからです。

こちらは「色褪せ・素材の保護」を理由に工事依頼を頂きました。

こちらは前回の塗り替え工事から時間(10~12年程度)が経ち、「色褪せやサビがある為」工事依頼を頂きました。
どちらも、素材(トタン)が傷み、穴が開いてしまう前に施工することが出来たので、適切なタイミングでの塗り替え工事だったと思います。
実際の工程に沿ってお話していきます。
1.高圧洗浄
塗装工事を行う際は、基本的には高圧洗浄をかけます。
洗浄をすることで、汚れを落とし塗料との密着を高めます。
洗浄後、しっかりと乾燥させます。
塗料と水は、「油と水」!!
相性が悪いため、密着不良を起こし塗膜の剥がれが起きる原因にもなります。
2.ケレン
サビの上から塗装をしても、直ぐにサビが出てしまいます。
サビを丁寧にケレンして落とすことで、施工後綺麗な状態を長期間保つことが出来ます。
◎ケレン前


◎ケレン後


全体面ケレンをしていきます。
3.サビ止め/プライマー
ケレン作業後は、速やかにサビ止め.プライマーを塗布します。
理由は、ケレン作業をしても雨や露など水分が屋根に付着すると、そこからサビてしまうからです。
スピードが求められます。
サビ止めプライマーを塗布することで上塗りとの密着を高める効果もあります。
◎サビ止めプライマー塗布後

4.上塗り2回
サビ止めプライマー後は、上塗りを2回塗布します。
◎1回目

◎2回目

◎施工後




今回は日本ペイント/ ファインsi/ナックルグレーを
施工しました。
🏠:https://www.nipponpaint.co.jp/products/building/174/
本日もさとう塗そうの【塗装のあれこれブログ】をご覧いただき、ありがとうございました。