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塗装のあれこれブログ BLOG

こんにちは。

さとう塗そうです。

今回は「トタン屋根の塗装」の施工例を紹介します。

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◎施工前

全体的にサビが出ていました。

トタンに穴が開いていないので、今回は塗装で保護していきます。

◎施工中

【1日目】

初日は、高圧洗浄を行います。

屋根の勾配に合わせて、高いところから順番に汚れを落としていきます。

折半屋根は特に折り目に水が溜まってしまうので、初日は高圧洗浄のみで作業は終了です。

【2日目】

高圧洗浄の翌日以降で、作業を進めていきます。

2日目の作業内容です。

①ケレン作業

②下処理

③サビ止めプライマー

順番にお話していきます。

《①ケレン作業》

全体的にサビが出ているので、全面ケレンをします。

この日の作業内容の③サビ止めプライマーまで塗布できるように、逆算をして作業時間の目標を立てて進めていきます。

サビ止めプライマーを塗布する作業時間、乾燥時間をより長く確保するために2人でケレン作業を行いました。

《②下処理》

もともと貼られていた防水アルミテープはそのまま残した状態で塗装をしていきます。

より密着を高めるために、アルミテープの上にプライマーを塗布していきます。

プライマーの乾燥時間が必要なので、ケレン作業と同時進行で進めていきます。

《③サビ止めプライマー》

ケレン作業が終わったら、サビ止めプライマーを塗布していきます。

サビを抑制する効果があるため、塗り残しが無いようにしっかりと塗布していきます。

全面にサビ止めプライマーを塗布することが出来ました。

この日は特に大忙しです。

私たちさとう塗そうでは、

「ケレン作業をしたら、その日にサビ止めプライマーを塗布する」事を大切にしています。

理由としては、せっかくサビ落としのためにケレン作業を丁寧に行ったとしても、ケレンした箇所が雨や露で1度でも濡れてしまうと、再びサビとなってしまいます。

サビとなってしまえば、再びケレン作業が必要になり2度手間となってしまいます。

1日の作業が無駄にならないように計画を立て、効率的に作業を進めて行く必要があります。

作業する規模や時間、日程を加味しながらケレン作業とサビ止めプライマーを塗布する作業を同日中に進めていきます。

【3日目】

この日は、1回目のトップコートをかけていきます。

屋根の塗装作業では、最後自分が降りるルートを確保した上で作業を進めていきます。

2人以上で作業する場合、しっかりと打ち合わせをしておかないとうっかり屋根から降りて来れなくなってしまう…なんて事も💦

それだけはなんとしてでも回避したいですね(•ᴗ•; )

またサビ止めプライマーの効果を発揮するためには、気温23℃で7日以内にトップコートをかける必要があります。

塗料の本来の性能を発揮できるように、その都度各塗料のカタログを確認をしています。

日々塗料の研究・開発が進められ、時代に合わせた塗料の改良が進んでいます。

思い込みで作業することは、トラブルに繋がる原因となるため危険です⚠️

自分たちの知識や技術も時代に合わせてアップデートしていきたいです!!

【4日目】

この日は、仕上げをしていきます。

乾く前の塗料は少し色が薄く感じます。

光の反射で少し見づらい事もありますが…

視覚やローラーと手の感覚を頼りに塗り進めていきます。

1番良い状態で仕上げるために、さとう塗そうではどんなに遅くても屋根の塗装の場合トップコートの2回目は15時までには塗り終わるように作業を進めています。

あまり遅い時間まで塗っていると、湿気や気温の変化により表面が白く霧がかかったようになってしまうことがあります。

私たちはこの現象を「白くかぶる」と言います。

かぶってしまうと、表面の艶が引け仕上がりにムラができてしまい綺麗には仕上がりません💦

白くかぶらない為にも、気温や時間に気をつけながら作業を進めていきます。

塗装後は、養生をしておきます。

乾く前の塗料は足を滑らせ転倒する恐れがあります。

また、触って乾いている様でも塗膜が完全硬化してない場合、塗膜が柔らかく屋根に登った事で足型が着いてしまう場合があります。

予想されるトラブルを未然に防ぐ事で、現場に関わる全ての人がお互いに気持ちよく作業が出来るように心掛けています。

◎施工後

塗装工事で作業をしたもの全てを

綺麗な状態でお客様へとお引渡しをしたい。

私たち さとう塗そう の企業理念です。

今後も大切にしていきたいです。

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本日もさとう塗そうの【塗装のあれこれブログ】をご覧頂き、ありがとうございました。