こんにちは
さとう塗そうです。
今回は「吹き付けタイル#凹凸模様」の施工例を紹介します。
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◎施工前


今回はリシン仕上げの既存壁、ALC板も含めて吹き付けタイルの模様づけをしていきます。
◎施工中
実際にかかった日数に沿って、紹介していきます。
【1日目】
1.養生
はじめに養生をしていきます。

雨樋がないので、軒裏(板金)からビニールをかけ雨養生をしていきます。
最近は秋の長雨の心配がありますね💦
2.プライマー
養生をしたら、全面にプライマーを塗布していきます。
全面がしっかりと濡れ色になるまで、プライマーを塗布していきます。
十分な量のプライマーを塗布する事で、吸い込みムラや密着不良を防ぐことが出来ます。

3.下地処理
コーキングが切れてしまっているため、新しく打ち直しました。

外壁が欠損しています。

カチオン材を使用し、穴を埋めていきます。

【2日目】
コーキングやカチオン材で下処理をしたら、翌日補修した箇所のプライマーを塗布します。

十分な乾燥時間を確保しないと、硬化不良を起こしトラブルの原因となってしまいます。
また、プライマーを塗布することで、この後の作業との密着不良を未然に防ぐことができます。
【念には念を】ですね!!
私たちさとう塗そうでは、【下地処理】を大切にしています。下地処理に関しては、やりすぎくらいがちょうどいいと思っています。
手間をかけたらかけた分だけ長持ちする。
さとう塗そうを選んでくださった皆さまに、後悔していただきたくない。
「さとう塗そうにお願いしてよかった」と思っていただけるよう、日々の作業を丁寧に進めさせて頂きます(*ˊᵕˋ*)
※下地処理後

4.下地調整材
今回、新規にALC板を貼りました。
ALC板は表面に細かい穴が開いています。

※集合体恐怖症の方…ごめんなさい💦
この細かい穴を埋めるために、1度下地調整材(水性塗料)を塗布します。
スプレー吹きをしただけでは、細かい穴は塞がりません。

このように、乾く前にブラシで擦り込んでいきます。

※下地調整後

5.模様づけ
今回はリシン肌→凸凹肌へ模様づけ(水性塗料)をしました。

※模様づけ後

【4日目】
6.中塗り
吹き付けが乾いたら、中塗り材(水性塗料)を塗布します。
中塗り材には、伸縮する効果があります。
建物の動きに対して塗膜が追従する事で、クラックの防止になります。

【5日目】
7.上塗り2回
今回の上塗り材は、溶剤タイプを使用しました。
水と油は混ざらないので、下地処理をしたら十分な乾燥時間を確保します。
翌日以降中塗り材が乾いたら、鉄骨部分はサビ止めを塗布しておきます。

鉄骨部分も今回は同じ色で仕上げていきます。
※1回目

※2回目

今回は「艶あり」で仕上げてあります。
◎施工後

全体に同じ模様づけをしました。
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本日もさとう塗そうの【塗装のあれこれブログ】をご覧頂き、ありがとうございました。