こんにちは
さとう塗そうです。
今回は「外壁塗り替え工事~下地編~」について、お話していきます。
前回の続きとなります。
よろしければご覧下さい👀
🏠:https://painting-satotoso.com/?p=5074&preview=true
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◎施工中
1.養生
高圧洗浄後、翌日以降に作業を進めていきます。
【塗装は上から下へ】と作業を進めるのが基本です。
塗料が垂れる時は重力には逆らえず…
【養生は下から上へ】とテープやビニールを貼り上げていきます。
そうすることで、もし塗料が垂れてしまっても
ビニールの隙間から汚れる事を防ぐことができます。

2.プライマー
養生が終わったら、全面にプライマーを塗布します。
浸透性プライマーを使用することで、塗膜の内側より下地をがっちりと固めることができます。
表面が濡れ色になるまで、たっぷりと塗布します。

3.下地処理
【サビ止め】

鉄骨部分にはサビ止めを塗っていきます。
【外壁補修】
壁にはヒビがありました。

下地処理の段階で、カチオン材でヒビは全て埋めていきます。

大きく欠損している部分には2材型のBR-CL材で補修していきます。

BR-CL材はカチオン材に比べ、厚塗りすることができます。
穴を埋める際に、使用します。
🏠:https://www.kikusui-chem.co.jp/products/p011.html
(BR-CL/菊水化学工業)
最後に、表面を整えるためにカチオン材でしごきました。

※乾燥後

その他にも、目地やサッシ廻りはコーキングを打ってあります。
下地処理をしたら、十分な乾燥時間を確保するために翌日以降に次の作業を進めます。
4.プライマー
補修箇所(コーキングやカチオン材の上)のプライマーを塗布していきます。

この時も、全体が濡れ色になるまでたっぷりと染み込ませます。
※プライマー塗布後

5.模様吹き
プライマーが乾いたら、模様を吹き付けていきます。

この時、既存の模様と馴染ませるように、模様づくりをしていきます。
※模様吹き後

ここまでが大きく分けて【下地処理】の工程になります。
だいたい養生をし始めてから、全ての下地処理が終わるまでに5~7日程(乾燥時間を含む)かかります。
最終的には、見えなくなってしまう下地処理。
建物の健康状態を維持するためには、必要不可欠な大切な作業になります。
いかに下地処理に手間をかけるかが、
塗装工事後、建物をより長持ちさせるためのポイントとなります。
繰り返し、ブログにてお伝えさせて頂いてますが
下地処理を大切にすることは、
工事を依頼してくださったお客様や建物を
大切に思う気持ちがあるからできることだと
私たちは考えています。
他の塗装屋さんには負けません!!
安心して、お任せ頂けるよう
丁寧な作業をモットーに日々精進して参ります。
また、暑い日が続くので、熱中症には気をつけ
安全第一⛑で作業をしていきたいです。

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本日もさとう塗そうの【塗装のあれこれブログ】をご覧いただき、ありがとうございました。