こんにちは
さとう塗そうです。
今回のテーマは「外壁の補修」です。
実際の施工例をお話していきたいと思います。
1.塗膜の除去

これは、画面上のサッシの際から水がまわり、外壁が剥がれてしまった例です。
塗膜が浮いてしまっているところは完全に除去します。

※剥がれた塗膜の表面

※裏面(白壁部分が塗膜にくっついている状態)
外壁が剥がれてしまうと、「塗装が剥がれてしまった」とお問い合わせをいただきます。
現地調査に行くと、表面の塗装膜のみ剥がれてしまった場合と、今回のように「壁そのもの」から剥がれてしまう場合があります。
塗膜の裏面の写真から分かることは、
・「塗膜」と「外壁」は密着している。
・剥がれてしまっているのは、外壁の素材から。
ということです。
2.壁補修


躯体(くたい)のモルタルまで露出してしまったところは、深くヒビが入っています。
穴埋めをするために、欠損部補修専用のプレミックスポリマーセメントモルタルを硬く練り、ヒビを埋めていきます。
補修後、20℃で24時間以上乾燥時間を確保します。

十分に乾燥させたら、カチオンポリマセメント系下地調整材を使用し、全体に補修していきます。
表面に刷毛目をつけています。

これは補修したセメントと、新規の塗装膜との密着を高める効果があります。
※補修後

3.プライマー
しっかりと下地を乾燥させたら、プライマーを塗布します。
吸い込みが強かったので、今回はプライマーを2回塗布しました。

※プライマー塗布後

4.模様吹き


既存の壁に合わせて「ゆず肌」で仕上げました。
吹き付け後、1晩以上乾燥させます。
5.上塗り2回

トップコートを2回塗布して完工です。
※施工後

補修工事の場合、下地の素材や状態によって、材料や工法選択をしています。
まずは、「現場の状態を知る」事が【健康住宅】を守る第1歩!!
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※さとう塗そうでは、4人で現場作業を行なっています。そのため、固定電話が留守電になっています。
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