こんにちは
さとう塗そうです。
今回は｢外壁 板貼り 塗り替え工事～洗浄編～｣の施工例をお届けします。
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◎施工前
今回は、軽井沢地区の別荘で作業をしました。
木の外壁は自然の風合いが魅力ですが、
その分、雨・雪・紫外線・砂埃などの影響を長年受け続けています。
◎施工中
塗装工事は、
足場が組み上がったら、はじめに【高圧洗浄】をします。
木部の高圧洗浄は特に気を遣います。
ただ単に水をかければいい訳ではありません。
強すぎる水圧で洗浄をしてしまうと
木部の表面が全て毛羽立ってしまいます。
木部の表面を傷めてしまう=建物を傷めてしまう
こととなってしまいます。
塗装工事で建物を保護するために作業に入っているのに、私たちが傷めてしまっては本末転倒です💦
塗装工事はケースバイケース。
その建物に合う施工方法を、その都度見極める必要があります。
今回は
✅通常の洗浄より水圧を下げる
✅なるべく壁から距離を離す
✅木の状態を確認しながら
洗浄をおこないました。
とはいえ、
優しく水をかけただけでは汚れは落ちません。
【洗浄】の本来の目的は、
塗装工事前に汚れを落とすことです。
写真でも分かるように、
洗浄前の部分は黒ずみが残り、
洗浄後は木本来の色味がはっきりと現れます。
黒く汚れている部分を全て洗えれば
洗浄作業は終了です。
お客さまが在宅される一般住宅の塗装工事では、
高圧洗浄をしただけでも
｢こんなにキレイになったんですね✨😎｣
｢もう塗装し終わったのかと思いました！｣
と、驚かれることも少なくありません。
それだけ建物には、
長い年月をかけ大気中の汚れや砂埃が
付着しているのです。
塗装工事は、スキンケアと同じです。
どんなに高級な化粧水やクリームでも
✅汚れたままの肌につける
✅適正量より減らしてつける
では、十分に効果が発揮されません。
また汚れているからといって、顔をたわしで洗う人を聞いたことがありません…よね？
｢優しく、しっかりと汚れを落とす｣
｢必要十分な量をつける｣
塗装工事もまったく同じです。
✅洗浄・事前清掃で汚れをしっかり落とす
✅適正量を守って塗布する
(多すぎても、少なすぎてもトラブルの原因となります)
私たち さとう塗そう では、
作業のひとつひとつの【意味】を考え、理解した上で施工しています。
｢まぁいっか｣そんな妥協は許されません。
お客様や工務店の皆さまに支えられ、
60年以上、佐久市を中心に東信地区で
仕事を続けてこられました。
本当に感謝しております!!
｢佐藤さんに頼んでよかった｣
｢佐藤さんなら安心して紹介したい｣
そんな言葉をいただけることが
私たちの何よりの励みです😊
家族運営で少人数だからこそ、
入念な打ち合わせができ
【仕上がりのイメージを共有し、統一できる】
ことが、 さとう塗そう の強みだと思っています。
【まとめ …洗浄は“下準備”ではなく“塗装の要”】
今回ご紹介したように、外壁の塗り替え工事における洗浄作業は、
単なる下準備ではありません。
✅どんな塗料を使うか
✅どんな仕上がりにするか
それらを最大限に活かすための最も重要な工程のひとつが【洗浄】です。
特に、木部の外壁はとても繊細です。
汚れを落としたいからといって強い水圧をかけてしまえば、
木の表面を傷め、結果的に建物の寿命を縮めてしまうことにもつながります。
私たちが大切にしているのは、
「落とすべき汚れは、きちんと落とす」
「守るべき素材は、傷めない」
そのバランスを見極めることです。
建物の状態は一棟一棟まったく違います。
築年数、立地環境、日当たり、風通し、
そして、これまでどんなメンテナンスを受けてきたか。
だからこそ塗装工事は、
マニュアル通りではなく、現場ごとの判断力が求められます。
洗浄ひとつをとっても、
「水圧はどれくらいが適切か」
「ノズルはどれを使うか」
「どこまで落とせば十分か」
常に素材の状態を見ながら作業を進めています。
お客さまから
「洗っただけでこんなに変わるんですね」
と言っていただけることがありますが、
それは建物が長い年月をかけて受けてきた負担が、
それだけ大きかったということでもあります。
塗装工事は、建物を“新しく見せる”ためだけのものではありません。
これから先も安心して住み続けるために、
そして大切な住まいを長く守るためのメンテナンスです。
私たち さとう塗そう は、
「とりあえず塗る」のではなく、
「なぜこの作業が必要なのか」を常に考えながら
施工しています。
家族で営む小さな塗装店だからこそ、
一棟一棟にしっかり向き合い、
打ち合わせから施工まで、想いを共有しながら進めることができます。
見えなくなる工程こそ、手を抜かない。
それが、60年以上地域で仕事を続けてこられた理由だと思っています。
これから塗り替えを考えている方にとって、
このブログが「業者選びのヒント」や
「塗装工事を知るきっかけ」になれば幸いです。
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本日もさとう塗そうの【塗装のあれこれブログ】をご覧いただき、ありがとうございました。