こんにちは
さとう塗そうです。
今回は「木部塗装 #キシラデコール仕上げ」の施工例を紹介します。
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◎施工前


玄関の軒裏が板貼りでした。

柱も一緒に仕上げていきます。
キシラデコールで仕上げていきます。
◎施工中
1.養生
外壁を先に仕上げてあります。
壁際にはテープを貼り、養生をします。
この時、少し離れた所に太いテープを先に貼り、細いテープで際を埋めると、テープの隙間に塗料が流れ込むことを防ぐことができます☝🏻 ̖́

2.キシラデコール
養生が出来たら、キシラデコールを塗布していきます。
はじめに、ほうきで表面のホコリを取っておきます。

1回目は「フォレステージ」タイプを使用しました。
キシラデコールの中でも、油性タイプの速乾仕様です。

全体が濡れ色になるようにならしていきます。
キシラデコールは基本的に塗り重ね乾燥時間が24時間以上とされています。
完全に乾く前に塗ってしまうと、刷毛で1回目に塗装した色が擦ってしまいます。
擦れるため色が薄くなったり、刷毛の筋が出てしまいます💦
そのため翌日以降に、2回目を塗ります。
※1回目


木が乾燥してるため、全体が濡れ色になるようにたっぷりと塗料を木に吸い込ませます。
翌日……☀️

翌日みてみると、吸い込みムラがありました。
すっきり綺麗に見えないので、2回目は「HS(高着色タイプ)」を使用しました。
柱は傷みが強かったので、2回とも「HS(高着色タイプ)」
を使用しました。
※2回目


◎施工後



柱は背割れの中まで塗り込んでいます🍀*゜
キシラデコールはホームセンターでも販売されているため、皆さまもご自宅のDIYで使用されたことがあるかもしれません。
綺麗に木部を長持ちさせるためには、
木の表面で水が弾かず、木に染み込んでしまう場合は、塗装膜により保護されていないため、塗り替えをする必要があります。
また保護をする目的とするならば、有色タイプではなく「透明(クリア)」を年1回を目安に定期的に塗り重ねることをおすすめします(*´˘`*)
ただし、透明を塗るためには木部の表面で水が弾いているうちにお手入れをしていく事で綺麗に保つことが出来ます。
木部は経年劣化より、どんどん黒く変色したり、時にはカビたり腐ったりしてしまいます。
長年放置してしまうと、木を取り替える必要が出てくるかもしれません💦
塗装工事に、早すぎるお手入れはありません。
▶︎塗装膜で保護されていない=急加速で傷みます。
メーカーによるキシラデコールの耐候年数は3~5年。
立地条件や、気候など様々な環境の違いで耐候年数は多少前後します。
木部に関しては、少なくても5年に1度は塗装をすることをオススメします☝🏻 ̖́
より長く美しく保てますよ🍀*゜
少しでも気になることがありましたら、
お問い合わせくださいね(* ᴗ͈ˬᴗ͈)”
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本日もさとう塗そうの【塗装のあれこれブログ】をご覧頂き、ありがとうございました。