こんにちは
さとう塗そうです。
今回は「柱の薬品洗浄」の施工例を紹介していきます。
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◎施工前

玄関の飾り柱を薬品を使い綺麗にします。
◎施工中
1.研磨
造膜タイプの塗料を木部に使用すると、経年劣化により塗膜が浮いてしまいます。

旧塗膜があるので、塗膜を全面剥離していきます。

2.薬品洗い
今回は、全部で3回洗浄しました。
①あく洗い

②シミ抜き

③カビ取り

今回使用する薬品は業務用であり、劇物です。
一般の方には販売はされません。
十分に気をつけながら作業を進めていきます。
薬品を塗ったら、その都度水洗いをします。


薬品を使う時は、下から作業を進めます。
塗料のように上から作業を進めてしまうと、薬品が垂れてしまった箇所だけ反応が進んでしまいムラができてしまいます。
下から作業を進めておけば、先に反応した所へ薬品が流れるため過剰反応を防ぐことができます。

その時に、タイルを水で濡らしておきます。
これを「水養生」といいます。
水養生をしておくことで、薬品でタイルを傷めてしまう事を防ぎます。

◎施工後

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本日もさとう塗そうの【塗装のあれこれブログ】をご覧頂き、ありがとうございました。
