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塗装のあれこれブログ BLOG

こんにちは!

さとう塗そうです。

今回は「漆喰壁(しっくいかべ)の塗装」についてお届けします。

◎漆喰壁ってなぁに?

漆喰(しっくい、石灰、: Plaster)とは、水酸化カルシウム(消石灰[1])を主成分とする建築材料[2]。住宅様式や気候風土などに合わせて世界各地で組成が異なっており独自の発展がみられる建築材料である[2]

◎漆喰の機能

調湿性・消臭性

漆喰には調湿性・消臭性など住宅の空気環境を調整する機能がある[2]

安全性

漆喰は自然素材でありシックハウス症候群の原因物質や揮発性有機化合物などを含まない建築材料である[2]

抗菌性

漆喰は水分が加わると強アルカリ性を示し微生物の繁殖を抑制し不活性化する[2]

不燃性

漆喰は不燃性の建築材料である[2]

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E6%BC%86%E5%96%B0

(ウィキペディアからの引用)

しっくい壁は左官仕上げが主流ですが、

最近、漆喰壁専用塗料の販売が開始されました。

今回は、塗装仕様をお話していきます。

1.掃除、目荒らし

※掃除、目荒らし完了

壁に付着したホコリやゴミを取り除き、ペーパーで目荒らし程度のケレンをします。

しっくい壁の場合は、水が染み込んでしまうため高圧洗浄はしません。

2.プライマー(含浸シーラー)

プライマーを壁が濡れ色になるまで1~2回塗布します。

しっくい壁特有の、砂っぽさを抑える効果があります。

3.下地処理

1回目のプライマーが乾いたら、ひび埋めや欠損部分の補修をします。

4.プライマー(含浸シーラー)

補修した箇所も含めて、全体にプライマーを塗布します。

この時にも、壁が均等に濡れ色になるまでプライマーを塗布します。

塗りムラが無いか確認しながら作業を進めていきます。

5.中塗り(バインダー)

次に中塗り材(バインダー)を塗布します。

中塗り材は、上塗りとの密着を高める効果があります。

プライマーは溶剤タイプ、バインダーは水性タイプなので、1晩しっかりと乾燥させてから、作業をおこないます。

6.上塗り1.2回

※1回目

同色を塗布するので、確認しながら適切な量を、ムラなく塗布します。

※2回目

2回目は、手早に一定方向のみで施工します。

吸湿性に優れているため、施工中もどんどん乾燥が進み、塗りムラになりやすくなります。

※施工前

※施工後

小窓は、ポイントで黒を塗りました。

今回は、関西ペイントのアレスシックイ外部用

https://www.kansai.co.jp/shikkui/products/index.html

にて、施工しました。

本日もさとう塗そうの【塗装のあれこれブログ】をご覧いただき、ありがとうございました。