― 飾り付けの季節に、ふと気づく“住まいの今” ―
こんにちは
さとう塗そうです。
街やお店が少しずつクリスマス色に染まり、
ご自宅や別荘でも、リースを飾ったり、
ささやかにイルミネーションを灯したりする季節になりました。
この時期になると、私たちは毎年のように
お客様から、こんなお話を伺います。
「飾り付けをしていたら、外壁の色あせが気になった……」
「玄関まわりの木、こんなに白っぽくなっていた?」
実はこれ、とても自然なことで、
多くの方が経験している“気づき”です。
🎄クリスマスは、家を近くで見る季節
普段の生活では、
外壁や木部をじっくり近くで見る機会は、意外と少ないものです。
でもクリスマス前後は違います。
- 玄関ドアにリースを掛ける
- 外壁や軒下にイルミネーションを付ける
- ウッドデッキやバルコニーに飾りを置く
そんな時、自然と家(建物)に近づき、
普段は目に入らなかった部分が見えてきます。
そこで初めて、
- 外壁の色が少し薄くなっている
- 木や外壁を触ると、手に粉がつく
- 家全体が、以前より暗く見える
そんな変化に気づく方が、とても多いのです。
そのため、12月はお問い合わせを頂くことが増えるのです☺️
🎄劣化は「失敗」ではなく、建物からのサイン
ここでひとつ、知っておいていただきたいことがあります。
外壁や木部の劣化は、
住み方が悪いわけでも、
お手入れをサボっていたわけでもありません。
建物は毎日、
- 強い紫外線
- 雨や雪
- 夏と冬の厳しい寒暖差
の影響があり、しっかりと受け止めてくれています。
特に、佐久・軽井沢・小諸など長野県東信地区では、
冬の凍える冷え込みと夏のギラギラな日差し、
その両方が建物に大きな負担をかけています。
色あせや粉ふきは、
「これまで、よく頑張ってきましたよ」
という、建物からのサイン。
私たちは、そう受け取っています。
サインが出ているということは、お手入れしてあげる時期になっているとも受け取れます。
建物も、しっかりメンテナンス時期を自己申告してくれていますよ ·͜·
🎄同じ灯りでも、「映える家」・「映えない家」がある理由
クリスマスの時期、
同じようにイルミネーションを付けているのに、
- なんだか暗く見える家
- 優しく、あたたかく見える家
その違いに気づくことはありませんか?
実はこの違い、
塗装の状態が大きく関係しています。
【外壁の色あせが与える印象】
外壁が色あせていると、
光をきれいに反射できず、全体がくすんで見えます。
本来は「やさしい灯り」になるはずの光が、
少し寂しい印象になってしまうこともあります。
【木部の傷みが与える印象】
木部が乾燥しきっていると、
- 黒ずみ
- 白っぽい粉
- ささくれ
などの状態が目立ち、
どんなに飾り付けをしても
古さが強調されてしまいます。
逆に、
きちんと保護された木部は、
灯りを受けて、とてもあたたかい表情を見せてくれます☺️
🎄派手にしなくても、家はきれいに見える
私たちがよくお伝えしているのは、
「塗装=大きく変えること」ではない
ということです。
- 色はほとんど変えない
- 艶を抑えて自然な仕上がりにする
- 木の風合いを活かす
雰囲気は変えずに塗装をする
それだけでも、
家の印象は大きく変わります。
クリスマスの灯りが主役になるためには、
家は静かに、それを支える存在でいい。
さとう塗そうでは、
派手さよりも、
『その家らしさ』を大切にした仕上がりを心がけています。
🎄冬は「工事」よりも「相談」に向いている季節
「気になるけれど、今すぐ工事は考えていなくて…」
そんな声も、よくいただきます。
ご安心ください。
冬は無理に塗装工事をする季節ではありません。
ですが、
- 今の状態を見てもらう
- 写真を撮って記録しておく
- いつ頃が適切か相談する
こうしたことには、とても向いている季節です。
春になって慌てるより、
今のうちに家の“健康診断”をしておく。
それだけで、
心に余裕が生まれます。
🎄クリスマスは、家の話をするいい機会
家族が集まるクリスマス。
- 「この家、まだまだ大切に使いたいね」
- 「次はいつ頃、手を入れた方がいいかな」
- 「信頼できる人に相談したいね」
そんな会話が、自然と生まれる時期でもあります。
私たちは、
工事・契約を急かす業者にはなりたくありません。
「聞いてみてよかった」
「今すぐじゃなくても安心できた」
そう思っていただける関係でありたいと考えています。
現在の状態を正直にお伝えすることをお約束いたしますm(_ _)m
🎄家が整うと、気持ちも明るくなる!?
クリスマスの灯りがきれいに映える家は、
住んでいる人の気持ちまで、少し明るくしてくれます。
それは、新築だからでも、
高価な塗料を使ったからでもありません。
今の家に合った、ちょうどいい手入れを
しているかどうか。
さとう塗そうは、
1963年の創業以来、
この地域の家と、丁寧に向き合ってきました。
もし今年のクリスマス、
飾り付けの途中で
ふと気になることがあったら。
それは、住まいからの大切なサインかもしれません。
無理に決めなくて大丈夫です。
どうぞ、お気軽にご相談ください。
あなたの大切な住まいが、
これから先も、
やさしい灯りに包まれ続けるように🌟🙏
🎄少し早めのXmas party

少し余談になりますが……
週末は自宅で、Xmas partyをしました。
今年は、自家製のクリスマスケーキに挑戦🍳
スポンジにクリームを塗り、
いちごを並べて、少しずつ形にしていく時間。
完成したケーキは見た目も大切ですが、
実は一番気を使ったのはその前の準備でした。
表面を整えたり、材料の状態を見たり。
ここを丁寧にしておくと、
最後の仕上がりが、自然ときれいになります。
これは、塗装工事もよく似ています。
🎨塗装も、見えなくなるところほど大切にしています
塗装というと、
色や仕上がりに目がいきがちですが、
私たちが大切にしているのは
塗る前のひと手間です。
汚れを落とし、傷みを整え、
その家に合った下地処理をする。
派手ではありませんが、
その積み重ねが、家を長く守ってくれます。
ケーキも、塗装も、
丁寧に向き合ったものは、
時間が経ってから違いが出る。
私たちは、そんな仕事を続けていきたいと思っています。

ケーキ作りは、均等にクリームを塗るのが難しかったですが……
美味しくいただきました(*´ч`*)♥️
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本日もさとう塗そうの【塗装のあれこれブログ】をご覧いただき、ありがとうございました。