こんにちは
さとう塗そうです。
外壁や内部の塗り替えを考え始めたとき、
「色はどうしよう」
「塗料は何年もつのか」
といった話題が先に浮かぶ方は多いと思います。
一方で、あまり表に出てこないけれど、仕上がりや耐久性を大きく左右する工程があります。
そのひとつに、「パテ処理 」があります。
今回は、普段あまり詳しく語られることのない「パテ処理」について、
専門的になりすぎず、でも現場目線で大切なポイントをお伝えできたらいいなぁ…と思っています!
読み終えた頃に、塗装工事を見る目が少し変わっていたら嬉しいです☺️🍀
◎そもそもパテ処理とは?
パテ処理とは、塗装前の下地処理のひとつで、
凹み・ひび割れ・継ぎ目・ビス穴などを埋め、表面を整える作業です。
人で例えるなら、
いきなり化粧をするのではなく、
洗顔をして、スキンケアで肌を整えてからメイクをする。
そんな役割に近いかもしれません。
この工程を丁寧に行うことで、
・塗装後の見た目が整う
・塗膜が均一にのる
・ひび割れや剥がれが起きにくくなる
といった効果が生まれます。
逆に言えば、
パテ処理を軽視すると、どんなに良い塗料を使っても性能を発揮しきれません💦
◎「塗れば隠れる」は、実は大きな落とし穴
現場でよく耳にするのが、
「塗れば見えなくなるから大丈夫ですよ」
という言葉。
確かに、塗った直後はきれいに見えることもあります。
しかし数ヶ月、数年と時間が経つと、
・凹凸が浮き出る
・ひび割れ部分だけ筋が出る
・光の当たり方で歪みが目立つ
といった現象が起こりやすくなります。
これは、下地の状態が整っていないまま塗装をした結果です。
特に、軽井沢や佐久地域のように
寒暖差が大きいエリアでは、
下地の動きがそのまま表面に出やすくなります。
だからこそ、
見えなくなる工程ほど、丁寧に行う必要があります。
そのひとつが、パテ処理なのです。
◎パテにも「種類」と「使い分け」があります
一口にパテと言っても、実はいくつも種類があります。
・内部用パテ
・外部用パテ
・痩せにくいパテ
・硬化が早いパテ
・柔軟性を持たせたパテ
使用する場所や下地の状態によって、
適したパテは変わります。
例えば、
動きやすい部分に硬すぎるパテを使うと、
後々ひび割れの原因になります。
逆に、
しっかり固定された部分に柔らかすぎるパテを使うと、
凹みや歪みが残りやすくなります。
私たちは現地調査の際、
「どこに」「どんな動きがありそうか」
を確認しながら、パテの種類や処理方法を選んでいます。
◎パテ処理は「一度で終わり」ではありません
もうひとつ、あまり知られていないポイントがあります。
それは、パテ処理は一回で完結しない場合が多いということ。
パテは乾燥すると、どうしてもわずかに痩せます。
そのため、
1回目で形を整える
↓
乾燥後に状態を確認
↓
再度パテ処理
↓
研磨して最終調整
という工程を踏むことがあります。
時間も手間もかかる作業ですが、
このひと手間が、数年後の仕上がりに差を生みます。
◎パテ処理は「技術」と「性格」が出る作業
正直な話をすると、
パテ処理は目立ちません。
写真に残りにくく、完成後はほとんど見えなくなります。
だからこそ、
「どこまで丁寧に向き合うか」は、
その会社や職人の考え方が表れやすい工程でもあります。
私たちさとう塗そうでは、
「塗る前の状態をどこまで整えられるか」
をとても大切にしています。
見えなくなるからやらない、ではなく、
見えなくなるからこそ、きちんとやる。
それが、60年以上地域で仕事を続けてこられた理由のひとつだと考えています。
◎これから塗装を考えている方へ
もしこれから塗装工事を検討される際は、
ぜひこんな視点で話を聞いてみてください。
・工程について説明があるか
・どんな下地処理をするのか具体的か
・「塗れば大丈夫」だけで終わっていないか
それだけでも、
工事に対する向き合い方が見えてくると思います。
分からないことは、遠慮なくお話しください。
専門的な部分も、できるだけ分かりやすく、
一緒に確認しながら考えさせていただきます。
塗装工事が、
「終わったら安心」ではなく、
「この先も安心」につながるものになるように…
そんな思いで、
今日もひとつひとつの作業と向き合っています。
本日もさとう塗そうの【塗装のあれこれブログ】をご覧いただき、ありがとうございました。
