〜南面・北面・東西で違う外壁の劣化〜
こんにちは。
さとう塗そうです。
普段、外壁を見ていると、
「家の場所によって傷み方が違う」と感じることがあります。
例えば
南側は色あせているのに、北側はあまり変化がない。
反対に、北側だけコケが出ている。
実際に建物の点検をしていると、
【同じ家でも外壁の劣化には大きな差】があることがよくあります。
これは施工が悪いということではなく、
多くの場合は【外壁が受ける環境の違い】によるものです。
外壁は一年中、雨や風、紫外線などの影響を受け続けています。
そしてその影響は、建物の方角によって大きく変わります。
今回は、
【外壁の傷み方と方角の関係】についてお話してみたいと思います。
建物の状態を知るための一つの参考になれば嬉しく思います( *´꒳`*)
◾︎外壁はすべて同じ条件ではない
建物は一つの箱のように見えますが、実は外壁が受ける環境は場所ごとに違います。
例えば
・日当たり
・風通し
・雨の当たり方
・周囲の建物
・近くの木々
こうした条件の違いによって、外壁の状態は少しずつ変わっていきます。
その中でも特に影響が大きいのが【建物の方角】です。
南面、北面、東面、西面。
それぞれの外壁は、違った環境の中に置かれています。
そのため、同じ塗料で同じタイミングに塗装していても、
【劣化の進み方には差】が出ることがあります。
これは建物にとってごく自然なことでもあります。
◾︎南面は紫外線による劣化が出やすい
外壁の中でも特に日差しを受けやすいのが
【南面の外壁】です。
太陽の光が長時間当たるため、紫外線の影響を強く受けます。
紫外線は塗膜を少しずつ分解していく性質があり、長い年月の中で
・色あせ
・ツヤの低下
・チョーキング
などの変化が現れてきます。
チョーキングとは、外壁を触ったときに手に白い粉がつく状態のことです。
これは塗膜の表面が劣化しているサインのひとつです。
南面はこのような変化が比較的早く出ることが多く、
【見た目の変化に気づきやすい場所】でもあります☝🏻 ̖́-
ただしこれは決して異常なことではなく、外壁が長い時間紫外線を受けてきた証とも言えます。
◾︎北面は湿気の影響を受けやすい
南面とは反対に、日当たりが少ないのが
【北面の外壁】です。
北側は太陽の光が当たりにくいため、外壁が乾きにくいという特徴があります。
そのため湿気が残りやすく、
・コケ
・藻
・黒ずみ
などが出てくることがあります。
特に周囲に木が多い場所や、風通しがあまり良くない場所では、こうした変化が目立つことがあります。
実際の点検でも、
【北面だけ緑色の汚れが出ている】というケースは珍しくありません。
このような汚れは洗浄で落とせる場合もありますが、長く放置すると塗膜の劣化につながることもあります。
そのため北面の外壁は、他の方角に比べると
【汚れや湿気の影響を確認しておくこと】が大切になります!!
◾︎東面と西面は雨や風の影響を受ける
東面と西面の外壁は、地域の環境によって影響の出方が変わります。
例えば風の通り道になっている場所では、雨が横から当たりやすくなることがあります。
こうした場所では、
・外壁の汚れ
・雨だれ
・塗膜の傷み
などが出ることがあります。
また西面は、午後の強い日差しを受けることが多く、
【南面とは少し違った形で紫外線の影響】が出る場合もあります。
建物の立地や周囲の環境によって、外壁の状態は少しずつ変わっていきます。
そのため点検をする際には、建物全体を見ながら状態を確認していくことが大切になります🍀.*
◾︎東信地区の気候と外壁の関係
長野県の東信地区は、四季がはっきりしている地域です。
夏は日差しが強く、冬は気温が大きく下がります。
また場所によっては雪の影響もあります。
こうした環境の中で建物は、
・紫外線
・雨
・湿気
・寒暖差
といった影響を一年中受け続けています。
特に寒暖差は、外壁や塗膜にとって少しずつ負担になることがあります。
昼間は暖かくても、夜になると一気に冷え込む。
この温度差が繰り返されることで、塗膜がゆっくりと劣化していくことがあります。
外壁のメンテナンスを考える際には、
【地域の気候も大切な要素】になります。
◾︎劣化は必ずしも同じタイミングでは出ない
外壁のメンテナンスを考えるとき、「築何年」という年数が目安になることがあります。
確かに年数はひとつの目安になりますが、実際には建物ごとに状態が違います。
例えば
・日当たりの強い場所
・湿気が残りやすい場所
・風が強く当たる場所
など、環境によって劣化の進み方は変わります。
そのため、同じ時期に建てられた住宅でも
【外壁の状態には差】が出ることがあります。
大切なのは年数だけで判断するのではなく、
現在の外壁の状態をきちんと確認することです👀✨
◾︎外壁は定期的に見てあげることが大切
外壁は普段あまり気にすることのない部分かもしれません。
しかし建物を守っているのは、まさにこの外壁です。
外壁の塗膜は
・雨を防ぐ
・紫外線から守る
・建物の素材を保護する
といった役割を持っています。
もし塗膜が劣化してしまうと、建物の素材に直接雨が当たることになります。
そうなる前に、外壁の状態を確認しておくことが大切です。
定期的に外壁を見ておくことで、
【小さな変化にも気づきやすく】なります。
それが結果として、建物を長く大切に使うことにつながっていきます。
◾︎建物ごとに合ったメンテナンスを
外壁の状態は、建物の場所や環境によってそれぞれ違います。
そのためメンテナンスを考えるときも、
【その建物に合った方法】を選ぶことが大切になります。
私たちが点検をするときも、
・外壁の状態
・日当たり
・周囲の環境
などを確認しながら建物を見ています。
外壁の状態を知ることは、建物のこれからを考えることでもあります。
もし外壁の様子で気になることがありましたら、まずは今の状態を確認してみることから始めてみてはいかがでしょうか?
建物を長く大切に使っていくために、そのお手伝いができれば嬉しく思います( *´꒳`*)
本日もさとう塗そうの【塗装のあれこれブログ】をご覧いただき、ありがとうございました。
