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塗装のあれこれブログ BLOG

こんにちは。

長野県東信地区(佐久・小諸・軽井沢)を中心に住宅塗装を行っている 【さとう塗そう】です。

現地調査やご相談の中で、お客様からよく聞く言葉があります。

「まだ水を弾いているから大丈夫ですよね?」

実際に外壁へ水をかけてみると、水がコロコロと玉になって転がることがあります。

そうすると多くの方が

「まだ塗装は必要なさそうですね」

と感じるようです。

たしかに、外壁が水を弾いている状態は悪いことではありません。

むしろ塗料が性能を発揮している状態とも言えます。

ですが実は、水の弾きだけで外壁の状態を判断するのは少し早いこともあるのです☝🏻 ̖́-

今回は、外壁の状態を判断するうえでよく話題になる

「水の弾き(撥水)」について、職人の視点から分かりやすくお話ししてみたいと思います( *´꒳`*)

◎水が弾く=塗装が元気な状態?

外壁塗装の役割のひとつは、雨水から建物を守ることです。

塗料がしっかりと機能していると、外壁にかかった水は表面に広がらず、丸い玉のようになります。

これは塗膜が水を弾いている状態です。

身近な例でいうと、雨の日の車を思い浮かべてみてください。

ワックスが効いている車は、雨が降ると水滴が丸くなってコロコロと転がります。

あれと同じような状態が外壁でも起きています。

つまり、

水が弾く状態=塗膜が働いている

という見方は、決して間違いではありません。

ただし、ここで少しだけ注意しておきたいポイントがあります。

それは

「水を弾いている=塗装がまだ十分に元気」

とは限らない場合もあるということです。

◎実は「水を弾くのに劣化している外壁」もある

現地調査をしていると、次のような外壁に出会うことがあります。

水をかけると水滴はしっかり弾く。

でもよく見てみると、

・外壁の色がかなり薄くなっている

・触ると白い粉がつく

・表面が少しザラザラしている

という状態です。

このような場合、表面ではまだ水を弾いているものの、

塗膜自体は少しずつ力を失い始めている可能性があります。

塗膜は紫外線や雨風を長年受けることで、少しずつ分解されていきます。

その過程で

・色あせ

・チョーキング(白い粉)

・細かな劣化

が出てくるのです。

つまり

水の弾きだけを見ると元気そうに見えても、塗膜全体としては寿命が近づいている

というケースもあるのです。

◎逆に「水を弾かなくても問題ない外壁」もある

さらにややこしい話なのですが、

今度は逆のケースもあります。

それは

水を弾いていないのに問題がない外壁

です。

最近の塗料には

・撥水型

・親水型

という考え方があります。

撥水型は先ほどのように水を弾く塗料。

一方で親水型は、水を弾くのではなく、水を薄く広げることで汚れを流す塗料です。

この場合、水は玉にならずスーッと広がるように流れます。

見た目だけで判断すると

「水を弾かないから弱っているのかな?」

と感じるかもしれませんが、実際には

それが本来の性能ということもあります。

つまり、

水が弾くかどうかだけでは

外壁の健康状態は判断しきれないのです💦

◎職人が外壁を見るときは、もう少し色々なところを見ています

私たちが現地調査で外壁を見るとき、

水の弾きももちろん確認しますが、それだけでは判断しません。

例えば次のようなポイントを見ています。

◾︎色あせの状態

紫外線による劣化がどれくらい進んでいるか。

◾︎チョーキング

外壁を触ったときに白く粉がつくかどうか。

◾︎コーキングの状態

コーキングが割れていないか。

◾︎ヒビ(クラック)

細かなひび割れが出ていないか。

◾︎雨水の流れ方

汚れの付き方や雨だれの跡がないか。

こういった様々な情報を合わせて、

外壁の状態を総合的に判断していきます。

水の弾きは、その判断材料のひとつ。

それだけで結論を出すことはあまりありません。

◎外壁は「少しずつ弱くなる」

外壁の劣化は、突然起きるものではありません。

ある日いきなり

「塗装がダメになった」

ということはほとんどなくて、

実際は

  1. 紫外線で少しずつ塗膜が弱くなる

  2. 色あせが出る

  3. 表面が粉っぽくなる

  4. 防水性が落ちてくる

という流れで進んでいきます。

このため、外壁の状態を判断するときは

ひとつの症状だけを見るのではなく、全体のバランスを見ることが大切です☺️

◎「まだ大丈夫」と「そろそろ考えたい」の間

現地調査をしていると、

「まだ大丈夫ですか?」

と聞かれることがあります。

そのとき、私たちがよくお伝えしているのは

「今すぐ必要ではないけれど、そろそろ考えておくと安心かもしれません」

という状態です。

外壁のメンテナンスは、

壊れてから慌てて直すものというよりも、

少し余裕のあるタイミングで考えていくもの

だと思っています。

外壁の状態を知っておくだけでも、

これから先の計画は立てやすくなります。

◎外壁の状態を知ることは、住まいを守ること

私たちが現地調査をしていると、

外壁の状態に気づいていない方も多くいらっしゃいます。

普段生活していると、

・屋根

・外壁の上の方

・日陰側の壁

などはなかなか見る機会がありません。

だからこそ、

今の状態を知っておくことが大切だと思っています。

外壁は、住まいを雨や紫外線から守ってくれている大切な部分です。

その状態を少し知るだけでも、

これから先の安心につながるかもしれません。

◎東信地区の住まいと外壁メンテナンス

長野県東信地区は

・寒暖差

・紫外線

・雪

・湿気

など、外壁にとってなかなか厳しい環境でもあります。

特に軽井沢周辺では

・木部の多い住宅

・湿気の影響

・苔や藻

なども見られます。

そのため、外壁の状態は住宅ごとに違います。

同じ築年数でも

まだ元気な家もあれば、少し疲れてきている家もあります。

だからこそ、

一軒一軒しっかり状態を見ることを大切にしています!!

◾︎最後に…

外壁に水をかけたとき、水が弾くと少し安心しますよね。

それは決して間違った感覚ではありません。

塗膜が働いているサインでもあります。

ただ、外壁の状態はそれだけで決まるものではありません。

色あせや表面の状態、ヒビやコーキングなど、

さまざまな要素が重なって外壁の状態が見えてきます。

もしご自宅の外壁を見て

「これってどうなんだろう?」

と思うことがあれば、

まずはその状態を一緒に見させていただけたらと思います。

すぐに工事が必要かどうかではなく、

今の状態を知ることから。

住まいを長く大切にしていくために、

私たちにそのお手伝いができたら嬉しく思います🍀.*

東信地区(佐久市・小諸市・軽井沢町)を中心に、

外壁や塗装のご相談を承っています。

遠慮なくお話を聞かせてください( *´꒳`*)

一緒に住まいのこれからを考えていけたらと思います。

本日もさとう塗そうの【塗装のあれこれブログ】をご覧いただき、ありがとうございました。