こんにちは
さとう塗そうです。
外壁塗装を検討中の皆さんから、よくいただく質問のひとつが
「塗装って何年くらい持つんですか?」
というものです。
インターネットやチラシなどを見ると、「10年持ちます」「20年耐久」など、色々な数字が書かれていますよね。
でも実際には、塗料の種類や環境、施工方法によって大きく変わってきます。
今回は「塗料の本当の寿命」について、分かりやすく解説していきます。
そして最後には、地域密着で自社施工にこだわる私たち「さとう塗そう」だからこそ伝えられる“リアルな耐候年数の考え方”についても紹介していきたいと思います。
1. 「耐候年数○年」のカラクリ
パンフレットやメーカーのサイトに書かれている耐候年数は、あくまで「理想的な環境下での数値」です。
例えば…
- 雨が少なく、湿気も少ない
- 紫外線が強く当たりすぎない
- 汚れやすい立地ではない
といった条件下での実験結果に基づいていることが多いのです。
でも実際には、家はそれぞれ立地条件が違います。
▶︎日当たりが強い南面
▶︎湿気がこもる北面
▶︎車通りが多く排気ガスがあたる道路沿い
など、環境によって建物の面ごとに塗膜の劣化スピードは変わります。
つまり「カタログに書かれた耐候年数=必ず持つ年数」ではないのです。
2. 塗料別の耐候年数と特徴
ここからは、代表的な塗料ごとに「目安となる耐候年数」と「特徴」をご紹介します。
ウレタン塗料(耐候年数:約5~7年)
- 価格は安いが、紫外線に弱く劣化が早い
- 価格は手頃だが、最近はシリコンやフッ素に押されて少なくなった
シリコン塗料(耐候年数:約10〜15年)
- コストと耐久性のバランスが良い
- 現在もっとも一般的に使われている
- 外壁・屋根ともに選びやすい
フッ素塗料(耐候年数:約15〜20年)
- 耐候性が高く、長持ちする
- 高速道路や大型建築物にも使われる
- 価格はやや高め
無機塗料(耐候年数:20年以上)
- 紫外線に非常に強く、耐候年数が長い
- 汚れが付きにくい
- 価格は高いが「一度塗ったら長く持たせたい」という方に人気

3. 実際の寿命は「立地条件」で変わる
例えば同じシリコン塗料を塗っても、以下のように差が出ます。
- 日当たりが強い南面 → 10年程度で劣化サイン
- 日陰で湿気の多い北面 → 12〜15年持つこともある
つまり「家全体が同じスピードで劣化するわけではない」のです。
だからこそ定期的な点検が大事になります。
少しでも気になる箇所が見つかったら、早めにプロに相談することをオススメ致します☺️
建物の美的外観を保ち、資産価値を一緒に守りましょう!!
4. 塗装を長持ちさせるコツ
せっかく塗装するなら、できるだけ長持ちさせたいですよね。
ポイントは大きく分けて3つあります。
- 下地処理をしっかり行うこと
▶︎ヒビ割れやサビを補修せずに塗っても、すぐに不具合が出ます。 - 信頼できる職人が施工すること
▶︎同じ塗料でも、作業工程次第で耐候年数が大きく変わります。 - アフターメンテナンスを受けること
▶︎工事後の点検をしてくれる業者を選ぶことで、早めの対策が可能になります。
5. 「さとう塗そう」が大切にしていること
ここで、私たち「さとう塗そう」がこだわっているポイントをお話しします。
地域密着だから分かる「本当の耐候年数」
私たちは1963年創業以来、佐久・小諸・軽井沢を中心に施工してきました。
この地域は冬の寒さや雪、夏の湿気と日差しが強いという特徴があります。
だから「カタログに書かれた数字」ではなく「この地域でどのくらい持つか」を実経験として知っています。
◎健康住宅を意識した塗料選び
耐候年数だけでなく、住む人の健康も大切です。
臭いが少ない水性塗料や、カビを防ぐ防カビ塗料などを提案し、皆さまの健康を守る工事を心がけています。
◎自社施工による安心感
私たちは自社の職人と、信頼できる協力職人による施工を徹底しています。
外注に丸投げせず、技術力を担保できる体制だからこそ「塗料が持つ本来の耐候年数」を発揮できるのです。
6. まとめ 〜数字だけに惑わされないこと〜
塗料の耐候年数は「ウレタンで5〜7年」「シリコンで10〜15年」「フッ素で15〜20年」「無機で20年以上」といった目安はあります。
しかし大切なのは「数字をそのまま信じるのではなく、家の環境に合った選び方をすること」です。
私たちさとう塗そうは、地域の気候や建物の状態をしっかり見極め、最適な塗料と施工方法をご提案します。
大切な建物を、より長く、そして快適に守るために。
外壁塗装について不安や疑問があれば、どうぞお気軽にご相談ください。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。
少しでも、塗装工事を検討中の皆さまの力になれますように…🍀
本日もさとう塗そうの【塗装のあれこれブログ】をご覧頂き、ありがとうございました。
