家にも「車検」という考え方があったら、と思うことがあります。
こんにちは。
さとう塗そうです。
同業者とは「車検が近くてね」という会話を耳にする機会の増える冬場。
比較的時間の取れる冬場に、車検をおこなう同業者は多いんです☺️
実際、私たちの作業車も先週車検を済ませました。
「動く倉庫」として使用しているため、常に乗せてある道具はたくさんあります。

車検の度に半日かけて積み降ろしをしています。
道具の場所を決め、様々なパターンに対応できるようにたくさんの種類の道具や材料を乗せます。

車検と聞くと、
- お金はかかる
- 正直ちょっと面倒
- でも、やらないわけにはいかない
そんな印象を持っている方が多いと思います。
それでも、多くの方が車検を受けるのは
「安全に乗り続けるため」
そして
「結果的に車が長持ちすることを知っているから」ではないでしょうか。
実はこの車検の考え方、
私たちが行っている建物の塗装工事と、とてもよく似ています。
今回は、大切なメンテナンスである車検を例に塗装工事についてお話ししていきます。
よろしければ、最後までご覧ください😊
◎車は「今」と「これから」を点検している
車検では、
「今すぐ危険かどうか」だけでなく、
「この先、傷みそうなところ」も見ています。
- サビが出始めていないか
- 部品の劣化が進んでいないか
- このまま乗り続けたらどうなるか
だから整備士さんから、
「今回は大丈夫ですが、次は注意ですね」
という説明があります。
この“先を見据えた点検”があるから、
車は10年、20年と使い続けることができます。
◎家には「車検」がありません
一方で、家はどうでしょう。
- 外壁が少し色あせてきた
- ヒビがある気がする
- サビがうっすら出てきた
そう感じても、
「まだ住めるし」「今すぐ困らないし」と
そのままになってしまうことが多いです。
家には、車検のように
定期的に必ず受けなければいけない点検がありません。
だからこそ、気づいた時には
- 傷みが広がっていた
- 直す範囲が大きくなっていた
- 費用が思った以上にかかってしまった
そんなケースも少なくありません。
◎塗装は「きれいにする工事」ではありません
塗装というと、
どうしても「色を塗り替える」「見た目を整える」
そんなイメージが先に来がちです。
ですが、塗装の本当の役割は
建物を守ることです。
- 雨を防ぐ
- 紫外線から守る
- サビや腐食を抑える
これは車で言えば、
ボディの塗装や防錆処理と同じ役割です。
見た目がそこそこきれいでも、
中で劣化が進んでいれば、
車は車検に通りません。
家も同じで、
塗膜が弱れば、確実に防御力は落ちていきます。
◎車検費用と塗装費用の考え方は、とても似ています
「車検、高かったな…」
そう感じた経験がある方も多いと思います。
でも、
- なぜその整備が必要だったのか
- 放置するとどうなるのか
- 今やる意味は何か
こうした説明を受けると、
“仕方ない出費”から“納得できる費用”に変わることがあります。
塗装工事も、まったく同じです。
安さだけで選ぶと…
- 下地処理が簡略化される
- 本来必要な工程が省かれる
- 数年で再び不具合が出る
これは、
最低限だけ整備して車検を通すのと似ています。
◎私たちが大切にしているのは「説明」と「判断材料」
さとう塗そうでは、
「とにかく塗りましょう」という話はしません。
- 今の状態はどうか
- 今やるべきか、まだ先でいいのか
- もし先延ばしにしたら、どうなるか
これをお伝えした上で、
判断するのはお客様だと考えています。
時には、
「まだ大丈夫ですね」
「今回は見送っても問題ありません」
とお伝えすることもあります。
それも含めて、
家の“車検”のような役割だと思っています。
◎家も、車と同じように長く付き合うもの
車は、定期的に点検するからこそ長く乗れます。
家も、本来は同じです。
- 壊れてから直す
- 大きな工事になるまで放置する
そうならないために、
今の状態を知ることが大切だと、私たちは考えています。
塗装工事の御見積は、
「やる・やらない」を決めるための情報を得る場でもあります。
◎最後に
車検があるから、
私たちは安心して車に乗り続けられます。
もし家にも、
同じような「考え方」があったら。
そんな想いで、
私たちは日々、建物と向き合っています。
今すぐ工事をしなくても構いません。
まずは、
今の状態を知ることから。
一緒に建物の長持ちさせるための方法を考えさせてください☺️
本日もさとう塗そうの【塗装のあれこれブログ】をご覧いただき、ありがとうございました。