こんにちは
東信地域(佐久市・軽井沢町・小諸市・御代田町)で60年以上、住宅・別荘の塗装工事を行ってきた
さとう塗そう です。
最近、軽井沢の別荘オーナー様から寄せられる
ご相談の多くは、
- 「気づいたら木部が真っ黒になっていた」
- 「外壁の劣化が早い気がする」
- 「購入した時よりも色あせがひどい」
- 「前回塗装してから年数が経っていないのに痛みが進んでいる」
というもの。
実はこれ、軽井沢という地域特有の気候が大きく関係しています。
東京や横浜など、都市部の一般住宅とはまったく違う “ダメージの受け方” をするのが
軽井沢の建物の特徴です。
このブログでは、
- なぜ軽井沢の別荘は劣化しやすいのか?
- 外壁・屋根・木部に起こる具体的な症状は?
- 住宅を長持ちさせるために必要なメンテナンスとは?
- さとう塗そうが別荘の塗装で選ばれる理由
を、皆さまに解説していきます。
読み終えるころには、
「今のうちに点検しておいたほうが安心だな」
「プロに相談してみようかな」
と自然に感じていただける内容になっています。
最後までお付き合いいただけたら幸いです*ˊᵕˋ*
【目次】
1.軽井沢の別荘はどうして劣化が早い?—気候と環境の特殊性
2.外壁・屋根・木部に起こる具体的な劣化症状
3.別荘を長く守るためのメンテナンス戦略
4.東信地域の別荘塗装は「地域を知る業者」へ依頼するべき理由
5.さとう塗そうが選ばれる5つの理由
6.別荘の劣化を防ぐために“今できること”
7.\点検・相談は無料/さとう塗そうへお気軽にご連絡ください
1. 軽井沢の別荘はどうして劣化が早い?
その答えは「気候 × 立地 × 使用頻度」
別荘オーナー様の中には、
「まだ建てて5年なのに、ずいぶん傷んでいる…」
「別荘だから人が住んでいないのに劣化するのはなぜ?」
と疑問を持たれる方が少なくありません。
しかし、これには明確な理由があります。
軽井沢は、住宅にとって 日本国内でも珍しいほど
過酷な環境 なのです。
① 標高が高く“紫外線が強い”
軽井沢は標高約900〜1,200m。
標高が高くなるほど紫外線量が増えるため、
塗膜が分解されるスピードが早くなります。
紫外線は外壁と木部の最大の敵で、
- 色あせ
- ツヤの消失
- 表面の粉化(チョーキング)
- 木部の焼け・乾燥
を確実に進行させます。
特に木部は日に焼けると水分が飛び、
白っぽくパサパサに乾燥した状態 になります。
この段階で放置すると、カビ・黒ずみ・ひび割れが
一気に進行します。
② “寒暖差が大きい”ことで塗膜が伸縮を繰り返す
軽井沢は一日の気温差が非常に大きく、
10℃以上変化する日が珍しくありません。
塗膜は気温の変化に合わせて伸び縮みするため、
これが繰り返されることで…
- ヘアクラック(細いひび割れ)
- 塗膜の剥離
- 隙間からの雨水侵入
などが起こりやすくなります。
木材も同様に、
反り・割れ・ねじれが発生しやすい環境です。
③ 冬の寒さが引き起こす“凍害”
軽井沢〜東信地域の冬は厳しく、
- 氷点下の日が続く
- 雪が溶けきらない
- 水分が外壁の内部で凍る
といったことが起きます。
これにより発生するのが 凍害(とうがい)。
外壁材の内部で水分が凍って膨張し、
外壁がボロボロになったり、
欠けたりしてしまいます。
特にモルタル外壁や築年数の経った家で
多く見られます。
④ 別荘は“人がいない期間が劣化を加速させる”
別荘の一番のポイントは、
住んでいない期間が長い ということ。
劣化とは、「発見が遅れるほど悪化しやすい」
ものです。たとえば、
- 雨樋が少し曲がっている
- 木部の裏側が黒くなっている
- 外壁の一部にカビが広がっている
- 屋根の棟板金が浮いている
こうした“初期症状”は早期に手当すれば
費用もほとんどかかりません。
しかし、普段留守にされていることが多い別荘は発見が遅れることで重症化してしまうのです。
2. 外壁・屋根・木部に起こる具体的な劣化症状
ここでは、さとう塗そうが
軽井沢・佐久地域の別荘で
実際に多く見てきた症状をできるだけ
わかりやすくお伝えします。
どれも、「よくあること」ですが、
放置すれば高額な修繕費につながる
可能性があります。
① 木部の“日焼け・黒カビ・腐食”
別荘の木部は、一般住宅より圧倒的に劣化が
早いです。
【進行の流れ】
- 日焼けして白っぽく乾燥する
- 水を吸い込みやすくなり黒カビが発生
- カビが根を張り、完全に黒ずむ
- 割れ・反りが発生
- 内部に水が回り腐食が進む
黒カビは漂白すれば消えると思われがちですが、
木の奥まで入り込むため、
表面だけでは解決しません。
木部は早期の保護塗装が最も大切です。
② 外壁のチョーキング(粉が付く状態)
外壁を手で触って白い粉が付く現象。
これは、塗膜が紫外線で
分解されているサインです。
チョーキングが起きている外壁は、
防水性が大きく低下しているため、
- 水を吸い込む
- コケがつきやすくなる
- ひび割れが起きやすい
という悪循環に入ってしまいます。
③ コケ・苔・カビの繁殖
軽井沢は湿度が高く、苔・藻・カビが
広がりやすい環境です。
特に、
- 北側の外壁
- 木陰に面した部分
- デッキ裏
- 屋根の谷部
は発生しやすく、
放置すると根が内部に入り込み、外壁材そのものを傷めます。
④ 屋根の劣化(色あせ・浮き・サビ)
屋根は別荘で最も気づきにくい部分ですが、
最も劣化が早い部分でもあります。
- 色あせ
- コケの発生
- 棟板金の浮き
- 釘の抜け
- コロニアルの割れ
- 金属屋根のサビ
などが起こりやすく、
早期発見できれば比較的安価に修繕できます。
3. 別荘を長く守るためのメンテナンス戦略
東信地域のプロであるさとう塗そうが
“本当に必要なことだけ”を解説していきます。
別荘の維持管理は、一般住宅とは考え方が違います。
特に軽井沢では、「劣化が早い部位」の優先順位をつけることが重要です。
① 優先度1:木部の保護塗装
別荘で最も早く劣化するのは 木部。
特にウッドデッキや玄関柱、破風板などは
3〜5年でのメンテナンスが必要になることが多いです。
木部には“正しい塗料選び”が必須
- オイルステイン(浸透タイプ)
- 着色系保護塗料
- ウレタンクリア(膜を張るタイプ)
これらは場所によって使い分けが必要です。
② 優先度2:外壁の下地処理と再塗装
外壁の寿命を決めるのは、
どれだけ丁寧に下地処理をしているか です。
- 高圧洗浄
- 旧塗膜の研磨
- クラック補修
- コーキング処理
これらを手抜きせず行った上で、
シリコン・フッ素・無機塗料など
耐候性の高い塗料を選ぶことで、
軽井沢の気候にも耐えられる外壁に
生まれ変わります。
③ 優先度3:屋根の点検と塗装
屋根は紫外線・雨・雪のダメージを
真っ先に受けます。
軽井沢では屋根の傷みが外壁よりも早く、
7〜10年のサイクルで点検が必要 と考えています。
屋根の不具合は雨漏りに直結するため、
早めのメンテナンスで修繕費用が大きく
変わります。
④ 定期点検で“重症化を防ぐ”ことが最も重要
別荘の場合、「早期発見」が何より大切です。
私たちさとう塗そうでは、
工事後の点検・相談はいつでも無料 です。
県外オーナー様には写真付きのメール報告も
おこなっています。
4. 東信地域の別荘塗装は“地域を知る業者”を選ぶべき理由
軽井沢・佐久地域は、他県の業者さんにはわからない
“地域ならではのダメージの出方”があります。
- 日陰になる時間
- 樹木の位置
- 雪の吹き込み方
- 風の流れ
- 朝夕の気温差
- 土地の湿度
- 標高による紫外線
これらを熟知していない業者が施工すると、
塗料の選択や施工方法が適切でないケースがあります。
地元業者である私たちは60年以上、
この地域の別荘の劣化と向き合ってきました。
「どう劣化しやすいか」を知っているからこそ、
最適なメンテナンスができるのです。
5. さとう塗そうが選ばれる5つの理由
① 1963年創業・60年以上の地域密着と信頼
地元東信地域で60年以上、
住宅・別荘の塗装に携わってきました。
② 経験豊富な職人がすべて対応
調査から施工まで、必ず熟練した職人が担当します。
③ 自社施工で高品質 × 適正価格を実現
外注を使わないため、中間マージンが発生しません。
④ 丁寧な下地処理で“持ちの良い塗装”を提供
塗膜が長持ちするかどうかは、
8割が“下地処理”で決まります。
私たちは見えない部分こそ丁寧に施工します。
⑤ 県外オーナー様対応が得意:写真報告・追加相談無料
別荘オーナー様の多くは県外の方。
そのため写真報告やオンライン相談を充実させています。
6. 最後に:別荘を守るために“今できる最善のこと”
軽井沢の別荘は、地域の気候の影響を強く受けるため、
一般住宅よりも劣化が早い傾向があります。
しかし、正しいメンテナンスを行えば、
大切な別荘を長く、美しく保つことができます。
そして何より大事なのは、
「傷み始めた初期の段階で発見すること」。
「もしかして傷んでいるかも…」
「1年以上見に行っていない」
そんな時こそ、点検をするタイミングです。
7. \点検・見積もりは無料です/
大切な別荘を守るために、一度ご相談ください。
- まだ工事する予定はない
- 状態だけ見てほしい
- 木部の傷み具合を知りたい
- 県外で見に行けないので写真で報告してほしい
そんなご相談も大歓迎です。
大切な別荘を長く守るために、
ぜひ一度 さとう塗そう にご相談ください。
本日もさとう塗そうの【塗装のあれこれブログ】をご覧いただき、ありがとうございました。
