― 塗り替え工事と「景観条例」の深い関係 ―
こんにちは。
さとう塗そうです。
今回は軽井沢町や御代田町など、別荘地での工事についてお話ししていきます。
全国でも有名な別荘地である軽井沢町で塗装工事のご相談を受けると、
ほぼ必ず話題にあがるのが 「色」 についてです。
「この色にしたいけれど、軽井沢だと大丈夫ですか?」
「条例があると聞いて、少し不安で……」
そんな声をいただくことが少なくありません。
軽井沢町は、
全国的に見ても 景観に対する意識がとても高い地域 です。
だからこそ、外壁や屋根の色についても、
きちんと考え方が整理されています。
今回は、軽井沢町で塗装工事を行う際に知っておきたい「色の条例」 について、
現場で実際に対応している私たちからお伝えします。
◎軽井沢町の景観条例とは?
軽井沢町では、
「軽井沢町自然保護対策要綱」や「景観育成基準」に基づき、
建物の色・形・配置について一定のルールが設けられています。
目的はとても明確で、
「軽井沢らしい自然景観と落ち着いた街並みを守ること」
です。
観光地である以前に、
“人が長く滞在し、暮らす町”としての価値を守るための条例とも言えます。
◎なぜ、軽井沢では「色」が特に重要なのか
軽井沢町の建物は、
・森の中に溶け込む別荘
・木立に囲まれた住宅
・浅間山を背景にした景色
こうした自然環境の中にあります。
もしそこに、
・原色に近い外壁
・彩度の高すぎる色
・強いコントラストの配色
が使われてしまうと、
建物だけが必要以上に目立ち、
周囲の景観を壊してしまう可能性があります。
そのため軽井沢町では、
「目立たせないこと」そのものが価値
という考え方が根付いています。
◎軽井沢町で求められる色の基本的な考え方
細かい数値や指定はエリアや用途によって異なりますが、
現場で共通して感じるポイントは次の通りです。
・彩度を抑えた色合い
・自然素材を連想させる色
・グレー、ベージュ、ブラウン、アースカラー系
・白でも「真っ白」ではなく、やや落ち着いた白
いわゆる
「控えめだけど、品がある色」
が選ばれる傾向にあります。

※画像は軽井沢町HPより引用しています。
◎「好きな色=使えない」ではありません
条例と聞くと、
「自由に色を選べない」
「無難な色しかダメなのでは?」
と感じる方もいらっしゃいます。
ですが実際には、
まったく選べないわけではありません。
例えば、
・同じグレーでも明るさを少し落とす
・ベージュでも黄みを抑える
・木部との相性を考えて全体のバランスを取る
そうした調整によって、
「好み」と「条例」を両立できるケースがほとんどです。
◎実際の現場で大切にしていること
さとう塗そうでは、
軽井沢町での塗装工事において、
・建物単体の見え方
・周囲の木々や隣家との関係
・季節による見え方の変化
・時間が経ったあとの色あせ方
こうした点を必ず意識しています。
色見本だけを見て決めるのではなく、
「この場所に、この色が本当に合うか」
を一緒に確認していきます☺️
◎別荘だからこそ、色選びは慎重に
別荘の場合、
・滞在頻度が少ない
・気づかないうちに周囲と差が出てしまう
・次に訪れた時の印象が強く残る
といった特徴があります。
だからこそ、
派手さよりも
「何年経っても違和感がない色」
を選ぶことが大切だと感じています。
◎条例は「縛り」ではなく「指針」
私たちは、
軽井沢町の条例を
「制限」や「縛り」だとは考えていません。
むしろ、
・失敗しにくい
・後悔が少ない
・周囲と調和しやすい
色選びの指針 だと捉えています。
長く過ごす場所だからこそ、
落ち着いた景観の中で
安心して過ごせることが何より大切です。
◎最後に…
軽井沢町での塗装工事は、
色選びひとつで
建物の印象も、居心地も、大きく変わります。
「これで大丈夫かな?」
「条例に触れないかな?」
そんな不安があるときこそ、
まずは現状を見ながら、
一緒に整理するところから始めさせてください。
軽井沢という特別な場所で、
その建物らしさを大切にした塗装工事 を、
これからも丁寧に続けていきたいと思っています。
また今回お伝えした軽井沢町の条例について、
軽井沢町のHPで掲載されています。
よろしければご確認くださいm(*_ _)m
🏠:https://www.town.karuizawa.lg.jp/page/6093.html
本日もさとう塗そうの【塗装のあれこれブログ】をご覧いただき、ありがとうございました。