こんにちは
さとう塗そうです。
今回は前回の続き。
「アパートの外壁塗装~仕上げ編~」です。
宜しければ前回の記事も合わせてご覧下さい👀
「アパートの外壁塗装~下地処理編~」
🏠:https://painting-satotoso.com/everyday/アパートの外壁塗装~下地処理編~/
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前回のブログでは、
【養生】【プライマー】【壁補修】まで
施工済みです。
【飾り帯の塗装】
プライマー塗布後、はじめに飾り帯を塗装していきます。
今回は1階と2階で外壁の色を変えました。
飾り帯が1番薄い色なので、はじめに仕上げます。
「え?高い場所からじゃなかったの?」
と思われたかもしれません。
確かに、基本は高いところから作業を進めます。が!
2色以上使用する場合は、薄い色から濃い色の順番で塗布することで綺麗に仕上げることが出来ます ·͜·!

※施工前

※1回目
現状との色合わせなので、大きな色の変化はありません。

※2回目

※施工後
【外壁の塗装】
飾り帯を仕上げたら、外壁塗装をしていきます。
まずは、飾り帯を汚さないように養生をしていきます。


このマスキングテープのラインが仕上げのラインになります。
丁寧に貼っていきます。
◎上塗り1回目

2階部分は、軒裏との際があります。
軒裏は仕上がっているので、触らないに慎重に塗り進めます。

今回施工したアパートはタイル調の外壁です。
縦、横の目地の中まで塗装できるように、
ローラーも縦や横に動かし塗っていきます。

ローラーを縦に動かし材料を配り

横向きで慣らして行きます。


※1回目塗布後
塗り残しがないか確認していきます。
◎上塗り2回目

2回目を塗る前に、軒裏と壁のラインを出すために、マスキングテープを貼っていきます。
おっと…💦💦。壁補修の際に見落としてしまったヒビがありました。

よく皆様に「塗装で何とかなりますか?」と、ヒビや割れについて、ご質問を受けます。
結論は「NO」です。
塗料の種類や、躯体(くたい)の形によって異なりますが…
今回使用した塗料の適正塗布量は約0.12~0.14kg/㎡とされています。
塗料を厚く塗ればいいという事ではありません。
塗料を厚くつければ、逆に塗膜が厚くなり硬くなりすぎてしまい剥がれたり、塗膜が割れる原因となります。
適正量を守ることが、塗膜を長持ちさせるためには必須条件となります。

塗料を塗っただけでは、ヒビは埋まらないので、コーキングを打ちます。

ヒビの中にだけ、刷り込むようにコーキングを打ちます。
多く打ち過ぎ、はみ出した分をそのままにしてしまうと
段差ができてしまいます。
周りにはみ出した分は、拭き取っていきます。

軒裏との際は、軒裏を汚さないように慎重に…

1回目と同じ色の材料を塗っていきます。

塗っている最中は、塗料が少し白っぽく見えます。
少しの色の差ですが、この色の差を頼りに2回目を塗り進めていきます。
※2回目塗布後

軒裏と壁のラインを真っ直ぐ出すことが出来ました😊

ヒビを埋めることが出来ました。
※今回は使用しませんでしたが、下地調整材(中塗り材)を塗布することで、コーキングによるヒビ補修を目立たなくすることも出来ます。
お客様のご要望や予算に合わせて材料、工程選択をしていきます。


今回はこちらの材料を使用しました。
日本ペイント/グランセラトップ(2液)
🏠:https://www.nipponpaint.co.jp/products/building/329/
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本日も さとう塗そう の【塗装のあれこれブログ】をご覧頂き、ありがとうございました。