こんにちは。
さとう塗そうです。
今回は、ウッドデッキ材の塗装について
ご紹介します。

施工後の写真を見ると、自然豊かな景色に
よく馴染み、とても落ち着いた雰囲気の
デッキに仕上がりました。
ですが、実はこの仕上がりの裏側には、
組み立て前だからこそできる
大切な工程があります¨̮⃝
今回はその「見えなくなる前の塗装」について
お話ししたいと思います。
◾︎組み立て前だからこそ塗れる場所がある
ウッドデッキは完成すると見た目は綺麗ですが、
木材同士が重なる部分や裏側など、
後からでは塗れなくなる場所が
たくさんあります。
そのため今回は、大工さんが組み立てる前の
段階で塗装をおこないました。

木材は呼吸をする素材です。
雨や湿気を吸ったり吐いたりを繰り返しながら、
季節によって少しずつ伸縮しています。
だからこそ、組み上がった後では
塗れなくなる部分にも、できる限り
保護をしておくことが大切です。
◾︎今回はキシラデコールHSを使用しました
塗装工事は本来、規定回数を塗装することで
塗料本来の性能を十分に発揮できます。
しかし実際の工事では、ご予算との兼ね合いで
回数を減らす事があります。
今回は塗装回数を十分に確保することが
難しかったため、少ない回数でも木材保護性能を
高められるよう、高着色タイプの
「キシラデコールHS」を選定しました。
高着色タイプは木材を紫外線から守る力が高く、
塗装回数が限られる場合にも効果を
発揮しやすい塗料です。
もちろん、規定回数塗装した場合と
全く同じというわけではありません。
工事にかけられるご予算やご希望は、
お客様ごとに異なります。だからこそ私たちは、
決まった答えを押し付けるのではなく、
その中でできる最善の方法を一緒に考えながら
施工をおこなっています。
その時々の条件の中で、
できる限り長持ちする方法を考えることも
職人の役割だと考えています🍀⋆゜
◾︎木部塗装は「乾燥時間」がとても重要
今回使用したキシラデコールは、
塗料の中に油分を多く含んでいます。
そのため木材への浸透性に優れる反面、
完全に乾燥するまでにはメーカーによると
24時間以上が必要です。
もちろん、目安の時間ですので
気温や湿度によって乾燥時間が
長くなることも、短くなることもあります。
塗装直後は綺麗に見えていても、
・ホコリが付着する
・雨が当たる
・虫が付く
・手で触れてしまう
などによって、仕上がりの綺麗さが
損なわれることがあります。
そこで今回は倉庫内で塗装をおこないました。
屋外での作業ではなく、雨やホコリの影響を
受けにくい環境で乾燥させることで、
より綺麗な状態を保つことができます¨̮⃝
◾︎実は「塗る日」よりも「塗るタイミング」が大切
塗装工事では塗料を塗ることだけが
仕事ではありません。
いつ塗るのか。
どこで乾燥させるのか。
いつ現場へ運ぶのか。
こうした段取りも仕上がりに大きく影響します。
今回は大工さんの施工が始まる1〜2週間ほど前に
塗装をおこないました。
十分な乾燥期間を確保できたため、
・運搬時の傷
・ベタつき
・ホコリの付着
を抑えることができます。
塗料は塗った瞬間に完成するわけでは
ありません。
しっかり乾燥して初めて
本来の性能を発揮します。
だからこそ、私たちは工程表には見えない
「待つ時間」も大切にしています( *´꒳`*)☝🏻 ̖́-
◾︎その時の条件に合わせた最善の方法を考える
塗装工事には理想的な施工方法があります。
しかし実際の現場では、ご予算や工期、
作業スケジュールなど、それぞれ異なる条件が
あります。
だからといって品質を諦めるのではなく、
その条件の中で少しでも長持ちするのか、
どうすれば綺麗に仕上がるのかを
考えることが大切です¨̮⃝
今回も塗装回数こそ限られていましたが、
・高着色塗料の選定
・組み立て前塗装
・倉庫内での乾燥
・十分な乾燥期間の確保
といった工夫をおこないました。
完成すると見えなくなる部分ですが、
こうした積み重ねが木材を守ることに
つながります。
木部は自然素材だからこそ、
塗料選びや施工方法によって将来の状態に
大きく差が出やすい素材です。
さとう塗そうでは、
工事内容やご予算に合わせながらも、
その時にできる最善の方法を
一緒に考えています。
「今回はどんな方法が合うだろう?」
そんな時は、まずはお話を聞かせてください。
本日もさとう塗そうの【塗装のあれこれブログ】をご覧いただき、ありがとうございました。