こんにちは
さとう塗そうです(*´︶`)
今回紹介するのは、リフォーム現場に設置された
【木製の洗面台】です。

木の質感を活かした造作洗面台は、
空間に自然な温かみを与えてくれます☺️︎💕︎︎
今回の塗装で大切にしたのは、
【洗面台だから、全部同じ塗料で仕上げる】
のではなく、
【それぞれの場所の使われ方に合わせて、
塗料と施工方法を選ぶ】
ということ。
水が跳ねたり、化粧水やクリームなどを置いたり、
汚れを拭き取ることも多い天板には、
【ウレタン塗装】を。
そして、天板より下の棚部分には、
木の質感を活かしながら保護できる
【バトンの透明】を使用しました。
同じ洗面台の中でも、
使用する場所によって塗装方法を変えています☝🏻 ̖́
今回は、その施工工程を写真と一緒に
ご紹介していきます☺️✨️
◾︎ 施工前|まずは木部の状態を確認します
こちらが塗装前の洗面台です。

木材の自然な色合いや木目が
きれいに見える造作洗面台。
この状態から、
「どこに、どんな塗料を使うのか?」
を考えていきます。
今回、特に重要だったのが
【天板と棚部分の使われ方の違い】です。
洗面台の天板は、毎日の生活の中で
水が跳ねることがあります。
さらに、
・化粧水
・乳液
・クリーム
・ハンドソープ
・整髪料
などを置くこともあります。
そして、汚れが付いたときには、
布などでお掃除をすることも多い場所です。
そのため天板には、木材表面に塗膜を形成する
【ウレタン塗装】を選択しました。
一方、天板から下の棚部分は、
天板ほど水や汚れの影響を受けにくい場所。
そこで、木材に浸透して保護する
【バトンの透明】で仕上げることにしました。
◾︎ 天板のウレタン塗装
|まずは下地を整えるところから
ここからは、天板のウレタン塗装の工程を
ご紹介します(* ˊ꒳ˋ*)
ウレタン塗装というと、
「ウレタンを塗れば完成!」
と思われるかもしれません。
ですが、実際の塗装では、
塗料を塗る前の工程がとても重要です。
今回も、いきなり塗料を塗るのではなく、
ひとつひとつ下地を整えていきました👷🏻♀️☝🏻 ̖́
◾︎ ① サンダーを当てて、表面を整えます
まずは、天板の表面にサンダーを当てていきます。

木材の表面を整え、
塗装に適した状態へと仕上げていく工程です。
木部塗装では、塗料そのものだけではなく、
【塗料を塗る面がどんな状態になっているか】
も非常に大切です。
傷がある場合は、塗装をする前に落とし切ることが
重要になってきます!!
なんと、今回は深い傷を発見😭

「塗装したら、傷は隠れますか?」
よく、ご質問をいただきますが…
隠れません!!
この後の仕上がりにも関わってくるため、
丁寧に表面を整えていきます。

傷が深かったため、ペーパーも粗目から細目へと
段階を重ね、整えました😊
◾︎ ② シンナー拭きで表面をきれいに
サンダーを当てた後は、
シンナー拭きをおこないます。

研磨した後の表面には、
細かな粉じんなどが残ります。
そのまま塗装を進めるのではなく、
塗装面をきれいに整えてから次の工程へ。
こうした【塗る前のひと手間】も、
きれいな仕上がりにつながりますꕤ︎︎·͜·
またシンナー拭きをすることで、
木全体が濡れ色になり、仕上がった状態を
確認することができます- ̗̀🌱
◾︎ ③ 下塗り|ここから塗装工程へ
下地を整えたら、いよいよウレタン塗装です。
まずは【下塗り】から。

塗装は、ただ塗料を重ねていけばいいわけでは
ありません🙅🏻♀️
下塗りから仕上げまで、
それぞれの工程をきちんとおこない、
塗膜をつくっていきます。
今回の天板も、下塗りをおこない、
次の工程へ進みます👷🏻♀️
塗料が乾くまでに、ホコリがつかないように
扇風機を使い乾燥させていきます🫡

◾︎ ④ ペーパー当て|塗り重ねる前にもひと手間
下塗りが終わったら、次は【ペーパー当て】です。

ここではまだ、塗って終わりにはしません。
塗装面の状態を確認しながら、
次の塗装へ進むための調整をおこないます。
この工程を挟むことで、
次の塗り重ねに向けて表面を整えていきます。
「塗る → 乾かす → ペーパーを当てる
→ また塗る」
この繰り返しが、仕上がりを整えていくために
大切なんです🍀.*
◾︎ ⑤ 中塗り|塗膜をさらに重ねていきます
ペーパー当てが終わったら、【中塗り】です。

ここでも、塗料を均一に塗り広げながら、
丁寧に仕上げていきます。
塗装は、目に見える最後の仕上がりだけではなく、
こうした途中の工程の積み重ねが大切。
完成したときには見えなくなる工程だからこそ、
ひとつひとつ丁寧におこないます。
塗装後は、臭いがあるので
窓を開け空気を入れ替えます。
私たちは、慣れてしまっていますが…
独特な臭いがします😂
同日作業している業者さんに、
迷惑がかからないように十分な換気をするように
しています。
それぞれの業者が協力することで
ひとつの現場がまとまります。
お互いが気持ちよく作業ができるように
常に心掛けています😌𓈒𓏸

◾︎ ⑥ もう一度ペーパー当て
中塗りが終わった後も、再びペーパーを当てます。

ここまでくると、
「またペーパーをかけるの?」
と思われるかもしれません😊
でも、このひと手間が大切☝🏻 ̖́
塗装面の状態を確認しながら、
次の上塗りへ向けて表面を整えていきます。
塗って、乾かして、整える。
その工程を重ねながら、
最終的な仕上がりへ近づけていきます☺️
◾︎ ⑦ 上塗り|最後の仕上げです
そして最後に【上塗り】です。

塗料の中には、樹脂などが含まれています。
スプレー吹きをする時には、
その都度塗料をこしてから使うようにしています。

ここまで、
サンダー
↓
シンナー拭き
↓
下塗り
↓
ペーパー当て
↓
中塗り
↓
ペーパー当て
と、ひとつひとつ工程を重ねてきました👷🏻♀️☝🏻 ̖́
最後の上塗りをおこない、
天板のウレタン塗装が完成です。

完成したときに見えるのは
最後の塗装面の上塗りですが、
その仕上がりの裏側には、
こうしたたくさんの工程がありますꕤ︎︎·͜·
◾︎ 天板から下の棚は「バトンの透明」で仕上げます
ここからは、天板より下の棚部分です。
こちらはウレタン塗装ではなく、
【バトンの透明】で仕上げました。

バトンは、木材に浸透する【含浸タイプ】の
木部保護塗料です。
ウレタンのように表面に塗膜をつくるタイプとは、
仕上がり方や特徴が異なります。
今回の棚部分は、
天板ほど水や汚れの影響を受けにくいこと。
そして、木材の自然な雰囲気を活かしたいこと。
そうしたことを考えて、
バトンの透明を選びました(*´︶`)
またバトンの施工で特徴的なのが、
この【拭き取り】です。
拭き取ることで、表面の毛羽立ちを取り除き
手触りをよくする効果がありますꕤ︎︎·͜·

バトンの施工についてのブログがありますので、
よろしければ合わせてご覧下さい👀✨️
🏠:https://painting-satotoso.com/everyday/【リフォームで人気の内部木部塗装🌿】木の美/
塗料を塗ったら、そのまま終わりではありません。
塗布した後、拭き取りの工程をおこないます。
ウレタン塗装とは、
施工方法も仕上がり方も違いますね。
同じ木部でも、
【ウレタン塗装】
塗る
↓
乾燥
↓
ペーパー
↓
塗り重ね
という工程を重ねていくのに対し、
【バトン】
塗る
↓
拭き取る
という工程があります。
こうした違いがあるからこそ、
素材や場所、使用環境に合わせて
材料を選ぶことが大切になります🍀.*
◾︎ なぜ、洗面台の中で塗料を使い分けたのか?
今回の施工で、ぜひお伝えしたいのがここです。
洗面台というひとつの家具なのに、
なぜ塗料を分けたのでしょうか?
答えはシンプルです。
【使われ方が違うから。】
天板は、
・水が跳ねる
・化粧水やクリームなどを置く
・汚れを拭き取る
という使い方をします。
そのため、表面に塗膜を形成するウレタン塗装を
選びました。
一方、下の棚部分は天板ほど
水や汚れの影響を受けにくいため、
木の質感を活かしながら保護できる
バトンの透明を選びました。
「木部だから、この塗料」
ではなく、
【その場所で何がおこるのか】
を考えて材料を選ぶ。
これが、私たちが大切にしていることです☺️
◾︎ 塗装は「何を塗るか」だけではありません
塗装工事では、
「何色にするか」
「ツヤをどうするか」
という見た目の部分に目が向きがちです。
もちろん、それも大切です。
でも、私たちが現場で考えているのは、
それだけではありません。
【この場所は、どんな使い方をするのか?】
【水はかかるのか?】
【汚れは付きやすいのか?】
【拭き掃除をするのか?】
【木の質感をどこまで残したいのか?】
そして、
【どうしたら、より長持ちするのか?】
こうしたことを考えながら、
使用する材料や施工方法を選んでいます🥹🩵
◾︎ 「ただ塗って終わり」ではなく、その先まで考える
塗装は、塗った瞬間がゴールではありません。
その後、何年も使われていくものだからこそ、
【施工した後の暮らし】
まで考えることが大切だと思っています。
今回の洗面台なら、
「毎朝、顔を洗う」
「化粧水を使う」
「水が跳ねる」
「汚れたら拭く」
そんな毎日の生活があります。
だからこそ、
「この使い方なら、どんな塗装が合うだろう?」
と考える。
それが、さとう塗そうの塗装です🎨✨️
◾︎ 木部塗装で知っておきたい
「含浸タイプ」と「塗膜タイプ」
今回の施工では、
ウレタンとバトンという特徴の違う塗料を使いました。
簡単に整理すると、
【ウレタン塗装】
木材の表面に塗膜を形成するタイプ。
水や汚れが付くことがある天板など、
表面をしっかり保護したい場所に適しています。
【バトン】
木材に浸透する【含浸タイプ】の木部保護塗料。
木材の質感や木目を活かしながら
保護したい場所などに使われます。
もちろん、
どちらが「良い・悪い」という話ではありません‼️
大切なのは、
【その場所には、どんな性能が必要なのか】
ということ。
だからこそ、塗装では材料選びが
とても重要なんです。
◾︎ 木部塗装は「塗料選び」から始まっています
今回の洗面台を見て、
「ウレタンとバトン、違う塗料を使っているんだ!」
と思っていただけたら嬉しいです😊
塗装というと、「塗る作業」に目がいきますが、
実はその前に【材料を選ぶ】という
大切な仕事があります🎨
同じ木材でも、
使う場所
↓
使い方
↓
必要な性能
↓
材料選び
↓
施工方法
という順番で考えていく。
だからこそ、現場を見ずに
「この塗料を塗れば大丈夫」と
簡単に決めるのではなく、
実際の環境や使い方を確認することが
大切だと考えています🍀.*
◾︎ 完成|木の質感を活かした、使いやすい洗面台へ
こうして完成した洗面台。

天板はウレタン塗装で、
水や汚れが付きやすい場所に対応。
天板から下の棚はバトンの透明で、
木材の自然な雰囲気を活かしました。
同じひとつの家具でも、
場所によって塗料を使い分ける。
一見すると小さな違いに感じるかもしれません。
でも、こうした【使い方に合わせた材料選び】が、
塗装を長くきれいに保つための
大切なポイントになります☝🏻 ̖́
◾︎ さとう塗そうが大切にしていることꕤ︎︎·͜·
私たちは、塗装をするとき、
【ただ塗って終わり】
にはしたくありません。
「この場所では、どんなことがおこるのか?」
「どんな塗料が合うのか?」
「どうしたら、より長持ちするのか?」
そこまで考えて、ひとつひとつ施工しています。
今回の洗面台も、天板と棚で使われ方が
違うからこそ、ウレタンとバトンを
使い分けました。
塗装は、色を付けるだけではありません。
【素材を活かしながら、
暮らしの中で長く使えるように守ること】
それも塗装の大切な役割だと思っています☺️︎💕︎︎
もし、ご自宅の木製家具や造作家具、
カウンター、洗面台などで、
「これは塗装したほうがいいのかな?」
「どんな塗料が合うんだろう?」
「木の雰囲気は残したいけれど、
汚れや水は気になる……」
そんな疑問がありましたら、
まずはお話を聞かせてください(*´︶`)
実際の素材や使用環境を見ながら、
その場所に合った方法を一緒に
考えさせていただきます😊
本日もさとう塗そうの【塗装のあれこれブログ】を
ご覧いただき、ありがとうございました。