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塗装のあれこれブログ BLOG

こんにちは
さとう塗そうです。

今回は、前回の塗装工事の続きとして

「木製格子の塗装工事」についてご紹介します。

木製格子は、和風住宅や店舗、お寺などでも

よく使われる部分で、建物の雰囲気を

大きく左右する大切な存在です。

ですがその一方で、雨風や紫外線を

直接受け続けるため、年月とともに

色あせや劣化が進みやすい部分でもあります。

特に東信地区のように、寒暖差が大きく

紫外線も強い地域では、木部の傷み方にも

地域特有の傾向があります☝🏻 ̖́-

今回は、そんな木製格子を

長く守るためにおこなった塗装工程を

ご紹介していきます¨̮⃝


 ■ まずは「洗浄」からスタート
 

塗装工事では、まずはじめに「塗る作業」の前に

水洗いやお掃除をしてから作業を進めます。

今回の木製格子も近くで確認すると、

 ・砂ぼこり
 ・排気ガスによる汚れ
 ・花粉や細かな汚染物質
 ・古くなった塗膜の粉化

などが表面に付着していました。

この状態のまま塗装をしてしまうと、

塗料がしっかり密着できず、

数年後の剥がれや耐久性低下の原因にも

つながります。

そのため今回は、まず丁寧に洗浄をおこない、

木部表面を整えていきました。

洗浄をすることで、表面の汚れが落ち

明るく見えます👀✨

木部は素材自体が呼吸をしているため、

汚れを抱え込んだまま塗装してしまうと、

あとから不具合として表面化することもあります。

見えない部分ですが、こうした工程の積み重ねが

塗装の持ちを大きく左右します。

 ■ 洗浄後はしっかり「乾燥」
 

洗浄後は、すぐに塗装をするのではなく、

しっかり乾燥時間を確保します。

木材は水分を吸い込む性質があるため、

内部に水分が残ったまま塗装すると、

 ・塗膜の膨れ
 ・密着不良
 ・ムラ
 ・早期剥離

などの原因になります。

特に木部塗装では、「乾燥」がとても重要です。

ただ今回の現場では、

塗装後に広げて乾燥させるための

十分なスペースがありませんでした。

そのため今回は、倉庫内へ格子を移動し、

十分に広げられるスペースで作業を進めました。

また、立てかけて干すことで、水はけが良くなり

乾燥時間を短縮することができます。

乾燥後、表面を整えるために

サンドペーパーを当てます。

 ■ 今回使用したのは「キシラデコール高着色」
 

今回使用した塗料は、木部保護塗料として

長年信頼されている「キシラデコール」の

高着色タイプです。

通常の木部塗装では、

木目を活かした仕上げをすることも多いですが、

今回は経年劣化により木目が

かなり弱くなっていました。

紫外線や雨風を長年受け続けた木材は、

表面の繊維が傷み、木目そのものが

見えにくくなっていきます。

そのため今回は、

「木目を見せること」よりも、
「これから先を長持ちさせること」

を優先して、高着色タイプを選定しました。

高着色タイプは顔料量が多いため、

 ・紫外線を遮りやすい
 ・木材保護性能が高い
 ・色持ちが良い

という特徴があります。

特に木部は、紫外線によるダメージが

非常に大きいため、耐久性を考えると

塗料選びがとても重要になります。

今回は2回塗りで、吸い込みムラや色ムラを

確認しながら一定に見えるように

丁寧に仕上げていきました🍀.*

塗装後外で乾燥させる場合、

どうしても砂ぼこりや風の影響を

受けやすくなります。

また、道路沿いでは排気ガスなどの

影響を受けることもあります。

せっかく丁寧に塗装しても、

乾燥中にゴミが付着してしまえば

仕上がりに影響が出てしまいます。

そのため今回は、より良い仕上がりを考え、

倉庫内で環境を整えながら作業をおこないました。

塗装後は、1週間ほど倉庫内でしっかりと

乾燥させました。


 ■ 木部塗装は「今の状態」に合わせた判断が大切
 

木部塗装は、毎回同じ材料・同じ施工を

すれば良いわけではありません。

 ・木材の種類
 ・劣化状況
 ・設置場所
 ・日当たり
 ・風当たり
 ・今後どれくらい長持ちさせたいか

によって、選ぶ塗料や施工方法は変わってきます。

だからこそ私たちは、

「今の木の状態」をしっかり見ながら、

その建物に合った施工を考えるようにしています。

新しく見せることだけではなく、

「これから先も長く守れること」

を大切にしながら、ひとつひとつの

作業をおこなっています。

木製格子や木部は、劣化が進みすぎると

塗装だけでは直せず、木工事による交換が

必要になる場合があり、

とても繊細な素材のひとつです。

だからこそ、早めのメンテナンスが

結果的に建物を美しくより長持ちさせることにも

つながります。

「まだ大丈夫かな?」と思う段階でも、

実際に見ると紫外線による劣化が進んでいることも

少なくありません。

そんな時は、まずは今の状態を

知ることからでも大丈夫です。

一緒に住まいの状態を確認しながら、

これから先のことを考えさせて

いただけたらと思います( *´꒳`*)

本日もさとう塗そうの【塗装のあれこれブログ】をご覧いただき、ありがとうございました。