こんにちは。
さとう塗そうです。
今回は、【木製看板の塗装】の様子を
ご紹介します¨̮⃝
看板は、お店や会社の顔ともいえる
大切な存在です。
しかし、長年雨や紫外線にさらされることで
色あせや汚れ、カビ、シミなどが発生し、
どうしても古びた印象になってしまいます。
今回の看板も経年劣化による傷みが
見られましたが、木の持つ温かみや風合いを
残しながら、ひとつひとつ丁寧に工程を
重ねて仕上げていきました🍀.*
◾︎施工前

経年劣化により塗膜の劣化や汚れ、
木材の変色が見られます。
長年お店を守り続けてきたこの看板。
外壁塗装に合わせて、今回綺麗にしていきます。
木部は外壁や屋根と違い、素材そのものが
呼吸をしているため、適切な下地処理を
おこなわないと塗装をしても長持ちしません💦
そのため今回も、塗る作業よりも下地処理に
しっかり時間をかけていきました。
◾︎1. ペーパー当て
最初におこなったのはペーパー当てです。

表面に残っている旧塗膜や汚れを除去するために
おこないました。
実はこの工程、とても重要です。
古い塗膜が残ったままでは、
次におこなう薬品洗いが十分に浸透せず、
本来の効果を発揮できなくなってしまいます。
そのため、木を傷めないよう注意しながら、
表面を整えていきます。
見た目には地味な作業ですが、このひと手間が
仕上がりを大きく左右します☝🏻 ̖́-
◾︎2. 薬品洗い
続いて薬品洗いです。
今回は木部の状態に合わせて
3種類の薬品を使用しました。
①あく洗い

②シミ抜き

③カビ取り

それぞれ役割が異なるため、
木の状態を見ながら使い分けていきます。
長年蓄積した汚れや変色は、
水洗いだけでは落としきれません。
木部専用の薬品を使用することで、
本来の木肌に近い状態まで戻していきます。
薬品処理後はしっかりと水洗いをおこない、
薬品成分を残さないよう丁寧に洗い流します。

木材はとても繊細な素材です。
だからこそ、ただ薬品を塗るだけではなく、
その後の洗浄まで責任を持っておこなうことが
大切です(*`・ω・´)!
水洗いをおこなっているため、
1週間程乾燥させました。
雨や汚れが付かないように、
ビニールで養生をしてあります。

【3. 再度ペーパー当て】
薬品洗いと水洗いが終わると、
木の表面が少し毛羽立った状態になります。
これは木材が水分を吸収したことで起こる
自然な現象です。
そのまま塗装すると手触りが悪くなったり、
仕上がりが粗く見えてしまったりするため、
再度ペーパーを当てて表面を整えていきます。

薬品で洗ったことで、白く漂白されています。
また、天気に左右されないように、
塗装作業は倉庫内でおこないました。
◾︎4. 着色
下地処理が完了したら着色作業です。

長年使用された木材は、日当たりや
雨の当たり方によって色ムラが発生しています。
そのため今回は着色をおこない、
全体の色味を整えていきました。
使用したのは木材の内部に浸透する含浸タイプで
防虫・防カビ効果のあるキシラデコールです。
木目を隠してしまう塗料ではなく、
木本来の表情を活かしながら
色を整えることができます。
木製看板ならではの温かみを残しながら、
美しくよみがえらせていきます。
1回塗りでは、吸い込みにムラがあり
色ムラの原因ともなるので、しっかりと
2回塗りをしていきます。

◾︎5. ウレタン塗装
着色後はウレタン塗装をおこないました。

今回の看板は今後も長く使用される予定のため、
耐久性を高めることを重視しました。
ウレタン塗装を施すことで、
・紫外線による劣化の軽減
・雨水からの保護
・汚れの付着軽減
などの効果が期待できます。
木材は紫外線や雨風の影響を受けやすいため、
保護膜を作ることが長持ちさせる
ひとつのポイントになります( *´꒳`*)
性能を発揮するために、2回塗りします。
半つやでしあげたことでつやも上品に仕上がり、
看板としての存在感も増していきます。

【6. 文字の2回塗り】
最後に文字部分を仕上げました。
文字は看板の中でも最も目に入る部分です。
彫刻の凹凸を頼りに慎重に塗り重ねていきます。

塗装工事の基本は、メーカーの指定がなければ
上塗り材は2回塗ることです。
文字もしっかりと2回塗っていきます。

文字がはっきり見えることで、看板本来の役割を
しっかり果たしてくれるようになります。
◾︎施工完了

木製看板は単に塗装するだけではなく、
・旧塗膜の除去
・あく洗い
・シミ抜き
・カビ取り
・下地調整
・着色
・保護塗装
と、多くの工程を重ねて仕上がっています。
木材はひとつとして同じ状態のものが
ありません。
だからこそ、その木の状態を見極めながら
最適な方法を選択することが大切です。
今回も木本来の風合いを活かしながら、
これから先も長く使っていただける
看板へと生まれ変わりました。
木製看板や木部の色あせ、シミ、カビなどで
お困りの際は、まずは現状を見させてください¨̮⃝
どのような方法が良いのか、
一緒に考えさせていただきます。
本日もさとう塗そうの【塗装のあれこれブログ】をご覧いただき、ありがとうございました。