こんにちは。
さとう塗そうです。
今回は、木部塗装の仕上げ工程について
ご紹介します。
施工したのは、
・木部軒裏
・外壁の下見板
どちらも「キシラデコール」を使用した
木部塗装工事です。
佐久市・小諸市・軽井沢では、
寒暖差や紫外線、雪や雨の影響によって、
木部の劣化が少しずつ進んでいきます。
特に下見板や軒裏は、
普段なかなか意識しない部分ではありますが、
実は住まいを守るためにとても大切な場所です。
木部は年月とともに、
・色あせ
・乾燥
・防水性能の低下
・ひび割れ
などが起こりやすくなります。
そのため、木部塗装では
「色をつけること」だけではなく、
【木材を守ること】を意識しながら
施工をおこなっています。
◾︎【下見板塗装】木材を長持ちさせるための塗料選び
今回の下見板は、経年劣化により
木目が薄くなり、色ムラが出ている状態でした。

木部塗装というと、
「木目を活かした透明感のある仕上がり」を
イメージされる方も多いかもしれません。
ですが、木材の状態によっては、
見た目だけではなく、
【今後どれだけ長持ちさせられるか】を
優先した方が良い場合もあります。
そこで今回は、
「キシラデコール高着色タイプ」を使用しました。
高着色タイプは、顔料が多く含まれているため、
・紫外線に強い
・色持ちが良い
・木材保護性能が高い
という特徴があります。
特に軽井沢のような紫外線の強い地域や、
佐久市・小諸市の寒暖差が大きい地域では、
木部への負担も大きくなります。
だからこそ、その建物や地域環境に合わせた
塗料選びがとても大切になります。
◾︎木材へ浸透させる大切な工程
塗装作業では、木材へしっかり塗料を
浸透させていきます。

木材は、場所によって吸い込み方が違います。
・日当たりの強い場所
・雨が当たりやすい場所
・劣化が進んでいる部分
それぞれで塗料の入り方が変わるため、
ただ同じように塗れば良いというものでは
ありません。
特に表面が白く乾燥した古木や、
または表面がざらざらしている木材は
乾燥しているため、塗料の吸い込みが多いため
全体が濡れ色になるまで1回目で、塗料を
最大限まで吸い込ませてあげることが木部を
より長持ちさせ、美しい仕上がりへと
繋がります🍀*゜
木材の状態を確認しながら、
「どこが塗料を欲しがっているか」
そんな感覚も大切にしながら施工を進めています。
十分に乾燥時間を確保したあと、
2回目の塗装をおこないます。
2回目を施工することで、
・色ムラ調整
・防腐性能向上
・耐久性アップ
へ繋がります。
塗装工事は、すぐに結果が見える
工事ではありません。
ですが数年後、
「あの時しっかり施工しておいて良かった」
そう感じていただけるよう、
見えない部分まで丁寧に施工をおこなっています。
◾︎【軒裏塗装】“木目を残す”ための塗料の使い分け
続いてご紹介するのは、軒裏塗装です。
軒裏も経年劣化により、木材自体が日焼けし
黒くなり、塗料がチョーキングし粉っぽくなった
ところは、洗浄により白っぽくなっています。
全体的に色のムラが目立ちます。

施工後の写真です。

木目を活かしながら、統一感を持たせることが
出来ました¨̮⃝
今回の軒裏は、
・キシラデコール高着色タイプ
・キシラデコール油性タイプ
この2種類を使い分けながら施工しました。
理由は、「統一感」と「木の風合い」を
両立させるためです。
木部塗装は、塗れば塗るほど
良いわけではありません。
特に高着色タイプを2回施工すると、
木目がほとんど消えてしまう場合があります。
もちろん、それが悪いわけではありません。
ただ今回は、木目が残っている状態のため
「木部らしい雰囲気は残しながら、
全体を綺麗に見せたい」
そんな仕上がりを目指しました。
そのため、1回目で高着色タイプで色を整えます。

2回目で油性タイプを使用し、
自然な木目感を残しながら
しっとり感を持たせる施工方法を選択しています¨̮⃝

◾︎同じキシラデコールでも、施工方法は変わる
「キシラデコールなら全部同じ」
と思われることもありますが、
実際には種類によって特徴が違います。
・高着色タイプ
・油性タイプ
・造膜タイプ
それぞれに役割があり、
・色味を残したいのか
・木目を優先したいのか
・均等感を重視したいのか
によって、選ぶ塗料や施工方法が変わります。
木部塗装は、とても奥が深く難しく
職人の腕に左右されやすい工事のひとつです。
だからこそ、私たちは現場ごとに
木材の状態を確認しながら、
「この建物に合う施工」を考えています。
木部は、年月とともに少しずつ表情が
変わっていきます。
その変化を完全に止めることはできません。
ですが、適切な木部塗装や塗り替え工事によって
住まいを長く守っていくことはできます。
さとう塗そうでは、
「ただ塗る」のではなく、
・どのように長持ちさせるか
・どのように自然に魅せるか
・この先も安心して暮らせるか
そんなことを考えながら、ひとつひとつ丁寧に
施工をおこなっています¨̮⃝
大切な資産をお守りするお手伝いを
させていただけたら、幸いです🍀.*
本日もさとう塗そうの【塗装のあれこれブログ】をご覧いただき、ありがとうございました。