こんにちは
さとう塗そうです。
以前、「塗料の種類について」お届けしました。
よろしければ、ご覧下さい👀
🏠:https://painting-satotoso.com/trivia/塗料の種類(溶剤1液、2液タイプ-水性タイプ)/
今回は、「溶剤タイプの樹脂の種類」に注目していきます。
樹脂は大きく5種類あります。
それぞれの特徴やメリット、デメリットをご紹介していきます。
「 1. ウレタン塗料」
〈特徴〉
○柔軟性
ウレタン塗料は、塗膜が柔らかく弾性があるため、例えば、ひび割れが発生しにくい特性があります。
○耐久性
耐久性は中程度で、5~7年ほど持つことが一般的です。
○価格
比較的安価で、手軽に使用できるため、多くの場所で利用されています。
〈メリット〉
○柔軟で、ひび割れに強い
○価格が手頃
〈デメリット〉
○耐久性がそれほど高くない(外壁や屋根では、定期的なメンテナンスが必要)
○紫外線に弱く、色あせしやすい
「2.シリコン塗料」
〈特徴〉
○耐久性
シリコン塗料は耐久性が高く、約10~15年持つことが一般的です。外壁や屋根に使用されることが多いです。
○防汚性
シリコンは汚れが付きにくい性質があり、外壁がきれいな状態を保ちやすいです。
○コストパフォーマンス
耐久性と価格のバランスが良く、多くの家庭で選ばれています。
〈メリット〉
○高い耐久性
○汚れが付きにくい
○コストパフォーマンスが良い
〈デメリット〉
○ウレタンやアクリルに比べるとやや高価
「 3. フッ素塗料」
〈特徴〉
○超耐久性
フッ素塗料は非常に高い耐久性を持ち、15~20年以上持つことが多いです。厳しい気象条件にも強く、特に屋根や外壁で長期間の保護が必要な場合に使われます。
○防汚性・撥水性
フッ素は汚れや水を弾く性質があり、建物の美しさを長く保ちます。
〈メリット〉
○非常に高い耐久性がある
○メンテナンス回数を減らす事ができる
○汚れや水を弾く性能が優れている
〈デメリット〉
○ 高価であるため、初期投資が大きい
「 4. 無機塗料」
〈特徴〉
○最高の耐久性
無機塗料は、シリコンやフッ素を上回る耐久性を持ち、20~30年という長期間、塗膜が持続します。耐熱性や防火性も優れています。
○紫外線に強い
無機成分が多く含まれており、紫外線による劣化が少ないです。
○コスト
無機塗料は最も高価な塗料の一つですが、その分、メンテナンスの頻度を大幅に減らすことができます。
〈メリット〉
○極めて高い耐久性
○紫外線に強く、色あせしにくい
〈デメリット〉
○非常に高価
○ 硬い塗膜のため、ひび割れしやすい箇所には不向きな場合がある
このように、樹脂の種類によってメリット、デメリットがあります。

上記で記した年数は、メーカーが推奨しているものです。
ただし、建物の立地条件や、自然環境の影響を受ける事で、経年劣化の進行は前後することがあります。
あくまでも、目安です。ご了承ください。
塗料選びは、塗装する場所や目的に応じて変わります。
さとう塗そう では、
「適材適所で良い塗料を使用し、丁寧な作業。【健康住宅】を長持ちさせるためのお手伝い」
を大切に考えています。
そのため、他の塗装屋さんと比較すると、工事金額が高く感じられることがあります。
これは、「グレードの高い塗料を使用し、長持ちさせたい」と考えているからです。
皆さまのご予算の中で、1番長持ちさせる方法を、長年の経験を積んだスタッフがご提案させていただきます。
お見積もり内容では作業内容は変更せずに、塗料のグレードによる金額の差額を提示することも可能です。
お気軽にお問い合わせ下さいね。
本日もさとう塗そうの【塗装のあれこれブログ】をご覧いただき、ありがとうございました。