こんにちは
さとう塗そうです。
6月に入り、佐久市・小諸市・軽井沢周辺も
本格的な梅雨の時期となり
夕立が降ることが多くなってきました☔️⚡️
この時期になると、お客様から
よくいただくご相談があります。
「塗装工事を考えているのですが、梅雨明けまで待った方がいいのでしょうか?」
確かに雨の日が続くと、
「今塗って大丈夫なのかな?」
「せっかく工事をするなら条件の良い時期にしたい」
「秋まで待った方が長持ちするのでは?」
と思われるのも、自然なことです¨̮⃝
実際、私たちも現地調査やお見積もりの際に
よくご質問をいただきます。
そこで今回は、
『梅雨時期の塗装工事は
本当に避けた方がいいのか』
について、塗装職人の視点から
お話していけたらと思います( *´꒳`*)
◾︎結論からお伝えします
結論からお伝えすると、
【梅雨だから塗装工事が
できないわけではありません】
ただし、
梅雨だからこそ、職人の判断力と工程管理がより重要になる時期です👷♂️☝🏻 ̖́-
塗装工事は単純に塗るだけの
仕事ではありません。
天候を読み、
建物の状態を確認し、
塗料の性能を理解し、
最適なタイミングを見極めながら
進めていく仕事です。
そのため、
「梅雨だからダメ」
ではなく、繰り返しお伝えしたいのですが…
「梅雨でも適切な管理ができるか」
が、とても大切になります‼️
◾︎お客様が見ている空と、職人が見ている空は少し違います
朝、青空が見えている。
道路も乾いている。
そんな日に、
「今日は塗装日和ですね」
と声をかけていただくことがあります。
もちろん私たちも
晴れている日は嬉しいものです☀️
しかし実は職人は、
空だけを見ているわけではありません。
確認しているのは、
- 気温
- 湿度
- 風向き
- 風速
- 雨雲の動き
- 翌日の予報
です。
例えば日中晴れていても、
夜から雨予報の場合があります。
塗料によっては十分な乾燥時間が確保できず、
夜からの雨が影響する可能性があります。
逆に曇り空でも、湿度が低く風通しが良ければ
施工できる場合もあります。
塗装工事は、
「塗る瞬間だけ」
ではなく、
「塗ってから乾燥するまで」
を考えて判断しています。
◾︎本当に怖いのは雨ではなく湿度です
梅雨と聞くと雨をイメージされる方が
多いと思います。
しかし職人が本当に気にしているのは、
雨と湿度の両方です。
塗料メーカーの施工基準では、
湿度85%以上での施工を避けるよう
定められています。
なぜなら塗料は
完全乾燥して初めて性能を発揮するからです。
ここでひとつ例え話をしてみます。
雨の日の車を見たことがあると思います。
ワックスが効いている車は、
水が玉になって転がります。
一方でワックスが切れている車は、
水が広がってベタッと張り付きます。
塗装も同じです。
塗膜がしっかり形成されるためには、
適切な乾燥が必要です。
どんなに高性能な塗料でも、
乾燥不足では本来の性能を発揮できません🙅🏻♀️
◾︎雨が降っていないのに塗らない理由
最近のブログでもお伝えしましたが、
梅雨時期になると
「雨が降っていないのに、なぜ塗装していない日があるのですか?」
というご質問をいただくことがあります。
実はこの内容についても先日のブログで
詳しくご紹介しています。
▼関連ブログはこちら👇🏻
【雨が降っていないのに塗らないのはなぜ?職人が待つ理由】
🏠:https://painting-satotoso.com/trivia/雨が降っていないのに塗装しない?梅雨時期に職/
塗装工事は天気だけで
判断しているわけではありません。
前日に塗った塗料の乾燥状況。
その日の湿度。
翌日の天候。
さまざまな条件を確認しながら進めています。
塗装工事は、
塗る
↓
乾燥
↓
確認
↓
塗る
↓
乾燥
の繰り返しです。
意外かもしれませんが、
良い塗装工事ほど「待つ時間」があります。
逆に言えば、
待つべき時間を待たない工事は危険です。
◾︎工期を短くすることは実は簡単です
これは少し業界の裏話になります。
工期だけを優先するのであれば、
実は短縮することはできます。
乾燥時間を短くする。
作業内容または塗装回数を減らす。
無理に乾燥を待たずに、次の工程へ進む。
しかし私たちはその方法を選びません。
なぜなら、
完成した直後は同じように見えても、
5年後、10年後に差が出るからです。
建物は工事直後の見た目だけで
評価できるものではありません。
時間が経った時に、
「やって良かった¨̮⃝」
と思っていただけることが大切だと考えています。
◾︎梅雨明けを待つことにも注意点があります
「それなら梅雨明けを待とうかな」
と思われる方もいらっしゃると思います。
もちろんそれもひとつの考え方です。
しかし近年は別の問題があります。
それが、工事の集中です。
梅雨明けから秋にかけては
塗装工事の人気シーズンです。
そのため、
- 現地調査
- お見積もり
- 工事予約
が集中します。
結果として、
「秋に工事したかったのに年末になってしまった」
ということもあります。
早めに計画・準備することが大切です‼️
◾︎最近は塗料の納期も読めなくなっています
さらに近年は塗料業界にも
大きな変化があります。
原材料価格の高騰。
物流コストの上昇。
そして現在も続く世界情勢の影響です。
特に中東情勢は石油製品全般に
影響を与えており、
塗料の原材料にも関係しています。
そのため、
以前なら当たり前に入荷していた塗料が、
現在では納期未定になることもあります。
実際にさとう塗そうでも、
4月に発注した塗料が納期未定というケースが
ありました。
塗料の価格改定も頻繁におこなわれています。
数年前の感覚でいると、
「まだ大丈夫だろう」
が通用しなくなってきています。
◾︎私たちがおすすめしたいのは「早めの準備」です
ここまで読むと、
「すぐ工事した方がいいの?」
と思われるかもしれません。
しかし、私たちは工事を
急がせたいわけではありません。
おすすめしたいのは、
早めの準備です。
建物の状態を知る。
どのくらい劣化しているのか確認する。
どんな工事が必要なのか把握する。
そこまでできていれば、
工事時期は落ち着いて考えることができます。
人間も健康診断を受けるように、
建物にも定期的な健康診断が必要です。
症状が出てから病院へ行くより、
早めに状態を把握する方が安心なのと同じです。
◾︎さとう塗そうが大切にしていること
私たちは、
「今すぐ工事しましょう」
というご提案はしていません。
まずは建物の状態を確認し、
現状を知っていただくことを大切にしています。
佐久市・小諸市・軽井沢は、
- 夏の強い紫外線
- 冬の凍結
- 寒暖差
- 積雪
など、建物にとって
決して優しい環境ではありません。
だからこそ、
塗料だけではなく、
下地処理や乾燥時間、施工管理が
とても重要になります。
見えない部分ほど丁寧に。
それが創業以来変わらない、
さとう塗そうの考え方です¨̮⃝🎀
◾︎まとめ
「梅雨明けを待った方がいいですか?」
というご質問に対する私たちの答えは、
『梅雨だからダメではない。ただし、より慎重な管理・施工が必要。』です。
大切なのは、
- 季節
- 天候
- 湿度
- 乾燥時間
- 下地処理
- 工程管理
これらをしっかり見極めながら
工事を進めることです。
そして現在は塗料の納期や価格も
不安定な状況が続いています。
工事を急ぐ必要はありません。
しかし、
「いつかやろう」
と思っているのであれば、
まずは建物の状態を確認することから
始めてみませんか?
さとう塗そうでは、
お客様のお住まいの状況やご希望を伺いながら、
一緒に最適な方法を
考えさせていただいています。
まずはお話を聞かせてください。
本日もさとう塗そうの【塗装のあれこれブログ】を
ご覧いただき、ありがとうございました。
