~仕上げたはずの塗装がひび割れた理由~
こんにちは。
さとう塗そうです。
今回は、少し正直なお話をしたいと思います。
洗面台の塗装工事を行った際に
1度仕上げた塗装に「ひび割れ」が
発生してしまいました。
普段ブログでは、きれいに仕上がった施工例を
紹介することが多いですが、今回のような
うまくいかなかった事例も、
実はとても大切だと考えています。
これから塗装を考えている方にとって、
同じようなトラブルを防ぐヒントになれば
嬉しいです( *´꒳`*)
■施工前の状態
今回の洗面台は、すでにDIYで塗装が
されている状態でした。

一見するときれいに見えるのですが、
よく確認してみると、
・塗膜がやや厚い
・部分的にムラがある
状態でした。
ただ、この時点では
「下地処理をしっかりおこなえば仕上げられる」
と判断し、作業に入ります。
■ウレタン塗装を施工
より防水性を高めるために、
ウレタン塗装をおこないました。
事前にシンナーによるチェックや
研磨などの下地処理をおこない、
いつものようにウレタン塗装で仕上げていきます。
しかし…
塗装後、乾燥していく過程で
異変が起きました😱⚡️
■発生したトラブル
こちらが実際の状態です。

・細かいひび割れが広がる
・表面が縮むような動き
・均一だったはずの塗膜が崩れる
といった、トラブルが起こってしまったのです💦
きれいに仕上がるはずだった塗装が、
まるで乾いた地面のように割れてしまいました。
■なぜこのようなことが起きたのか?
トラブルの原因はひとつではなく、
いくつかの要素が考えられます。
① 既存塗膜が厚すぎた
DIYで塗装された塗膜が厚かったため
その上から新たに塗装をすると、
表面だけが先に乾いて引っ張られ、
ひび割れが起きることがあります。
② 人の皮脂や生活汚れ
洗面台は日常的に触れる場所です。
手の脂や整髪料、石けん成分などが表面に
残っていると、塗料がうまく密着しません。
例えるなら、
「油がついたフライパンに水をかけると弾く」
ような状態です。
③ 塗料同士の相性
DIYで使われていた塗料と、
今回のウレタン塗料の相性も影響して
いる可能性もあります。
塗料は種類によって性質が異なるため、
相性が悪いとこのような不具合が
出ることがあります。
■このまま仕上げるべきか?
見た目だけを整えれば、
一見きれいに見せることも
可能だったかもしれません。
ですが、この状態では
・早期の剥がれ
・さらなる劣化
・再度の施工が必要になる
といったリスクが高くなります。
そのため今回は、
👉 一度すべての塗膜を剥がしてやり直す
という判断をしました。
■今回の経験から感じたこと
DIYでの塗装は、決して悪いものではありません。
ですが、
・塗膜の厚み
・下地の状態
・見えない汚れ
・塗料の相性
といった【目に見えない部分】が、
仕上がりに大きく影響します。
そして塗装は、
「塗る作業そのもの」よりも
【塗る前の準備(下地処理)】
で仕上がりが大きく左右される仕事です。
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今回のトラブルを受けて、
洗面台は一度すべての塗膜を剥離し、
改めて施工を おこないました。
・なぜ全面剥離が必要だったのか
・どのように仕上げ直したのか
・仕上がりはどう変わったのか
次回のブログで詳しくご紹介します¨̮⃝
無理に仕上げるのではなく、
長く安心して使っていただける方法を
一緒に考える。
そんな塗装をこれからも大切にしていきたいと思います。
本日もさとう塗そうの【塗装のあれこれブログ】をご覧いただき、ありがとうございました。