こんにちは。
さとう塗そうです。
今年も梅雨に入り、雨が降る日が増えました☂️
作業をしているとお客様からこんな質問を
いただく機会が増えてきました。
「今日は雨が降っていないのに塗らないんですか?」
「天気予報も晴れなのに、なぜ作業を進めないんですか?」
「せっかく足場を組んだのだから、どんどん塗ればいいのでは?」
確かに、お客様から見ると
雨が降っていないのにと
不思議に感じることかもしれません。
しかし実は、塗装工事では
「雨が降っていない=塗装できる日」
というわけではありません。
特に梅雨時期は、雨以上に
気を付けなければならないものがあります。
今回は、雨が降っていない日でも
職人が塗る作業をおこなわない理由について
ご紹介します¨̮⃝
◾︎梅雨は「雨」よりも「湿気」との戦い
塗装工事というと、
【雨】を気にするイメージが強いと思います。
もちろん雨の日は塗装できません。
しかし実際には、職人が気にしているのは
雨そのものだけではなく「湿度」です。
例えば、
・前日の夜に雨が降った
・朝方に霧が出た
・曇り空で空気が重たい
・風通しが悪い
このような日は、建物の表面に見えない
水分が残っていることがあります⚠️
外壁や屋根は乾いて見えても、
実際には湿気を含んでいる状態です。
そんな状態で塗装すると、
・塗膜の膨れ
・艶むら
・剥がれ
・耐久性の低下
などのトラブルにつながる可能性があります。
そのため私たちは、天気予報だけではなく
湿度や建物の状態も確認しながら
作業を判断しています☝🏻 ̖́-
◾︎塗料は塗ったら終わりではありません
塗装工事は「塗ることだけ」が
仕事だと思われがちです。
しかし実際には、塗った後に
しっかり乾燥させることの方が重要です。
どれだけ高性能な塗料を使ったとしても、
・乾燥不足
・規定時間前の塗り重ね
・湿気の影響
があると、本来の性能を発揮できません。
塗膜は乾燥しながら硬くなり、
建物を守る強い膜へと変化していきます。
だからこそ私たちは、
「塗る時間」だけではなく「乾かす時間」も
大切にしています🍀⋆゜
◾︎実は朝露も大きな影響があります
この時期に意外と多いのが朝露です。
朝現場へ行くと、
「夜に雨は降っていないのに屋根が濡れている」
ということがあります。
これは夜の気温低下によって発生した朝露です。
特に屋根や北側の壁面は乾きにくく、
午前中いっぱい濡れていることもあります。
見た目では分かりにくいため、
・手で触る
・表面状態を確認する
・乾燥具合を判断する
といった確認作業が欠かせません。
塗装工事は塗料の知識だけでなく、
天候や建物の状態を読むことも
大切な仕事なのです¨̮⃝
◾︎「今日塗れば終わる」は危険な考え方
お客様からすると、
「今日塗れば工事が早く終わるのでは?」
と思うこともあるかもしれません。
ですが、塗料にはメーカーが
定めた乾燥時間があります。
これは職人の経験や勘で
短縮できるものではありません🙅🏻♀️
料理で例えるなら、
煮込み料理の火を止める時間を
勝手に短くするようなものです。
見た目は完成していても、
中までしっかり仕上がっていなければ
本来の品質にはなりません。
塗装工事も同じです。
焦って工程を進めるより、
必要な時間を守ることが
結果的に品質や長持ちにつながります。
◾︎塗っていない日も工事は進んでいます
塗る作業をしていない日を見ると、
「今日はお休みかな?」
と思われることがあります。
しかし実際には、
・下地処理
・補修作業
・養生の調整
・清掃
・乾燥確認
・翌日の準備
などをおこなっています。
塗装工事は塗る工程だけが仕事ではありません。
むしろ、こうした見えない作業こそが
仕上がりや耐久性を左右します。
◾︎梅雨時期は職人も毎日天気予報とにらめっこ
この時期の職人は、1日に何度も天気予報を
確認しています。
朝見た予報と昼の予報が変わることも
珍しくありません。
梅雨に入り最近では、ゲリラ豪雨のような
急な大雨も増えています☔️⚡️
現場では、
「午後から雨の可能性があるな」
「湿度が高いから今日はやめておこう」
「この面だけ先に進めよう」
など、その日の状況に合わせて
その都度工程を組み替えています。
実は梅雨時期ほど、職人の経験や判断力が
試される季節でもあります👷🏻♀️ 🚧
◾︎天気予報が晴れで安心できないことがあります
最近の天気予報はとても便利ですが、
それでも現場の状況までは分かりません。
同じ地域でも、
・日当たり
・風通し
・周囲の環境
によって乾燥状況は大きく変わります。
そのため私たちは、予報だけではなく
実際の建物の状態を見ながら判断しています。
塗装工事は自然相手の仕事。
だからこそ機械的には
進められない部分があります。
◾︎早く終わることよりも、長持ちすることを大切に
私たち職人も、天気が良ければ
どんどん工事を進めたい気持ちはあります。
ですが、さとう塗そうでは
「1日でも早く終わること」
よりも、
「10年後も塗膜がしっかり建物を守っていること」
の方が大切だと考えています。
だからこそ、雨が降っていなくても
塗らない日があります。
それは休んでいるのではなく、
建物にとって必要な時間を確保しているからです。
もし工事中に職人が
塗る作業をしていない日があったら、
「今は建物を長持ちさせるための大切な時間なんだな」
と思っていただけたら嬉しいです¨̮⃝🎀
本日もさとう塗そうの【塗装のあれこれブログ】をご覧いただき、ありがとうございました。
