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塗装のあれこれブログ BLOG

こんにちは。
さとう塗そうです。

今回は、外壁の「腰壁部分」の塗装工事を

ご紹介します。

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◎施工前

左官屋さんによる、白壁が仕上がってからの

施工になります。

腰壁部分のみ、塗装工事をおこないました。

既存の腰壁材には、以前よく使用されていた

「ミルコート」が使われていました。

ですが現在は、この材料が廃版となっており、

同じ材料での張り替えや補修が難しくなっています。

そこで今回は、塗装によって周囲の雰囲気を壊さず、

自然に馴染ませる施工をおこないました。

◾︎既存の雰囲気を崩さないことを大切に

外壁の補修工事では、

「ただ色を塗れば良い」というわけではありません。

特に腰壁部分は、建物全体の印象を

引き締める役割があります。

そのため、

  • 色が合っているか
  • ツヤ感が浮いていないか
  • 周囲との質感に違和感がないか

こういった部分がとても重要になります。

今回も、単純に「新しく綺麗にする」のではなく、

「今ある建物に自然に馴染ませること」を

意識して施工しました。

◾︎ツヤは“3分つや”で落ち着いた仕上がりに

今回の仕上げでは、つや加減を「3分つや」に

調整しています。

外壁塗装というと、ピカピカしたつや有りの

イメージを持たれる方もいますが、

場所によっては、つやが強すぎることで、

逆に違和感が出てしまうことがあります。

特に今回のような腰壁部分は、

  • 土や砂埃が近い
  • 日陰になりやすい
  • 周囲との見え方の差が出やすい

という特徴があります。

そこで今回は、既存のミルコートに合わせ

落ち着きのある「3分つや」に抑えることで、

 自然な見た目を残しつつ、

汚れも水洗いしやすい仕上がりにしました。

「見た目」と「実用性」のバランスを取ることも、

塗装では大切なポイントです☝🏻 ̖́-

◾︎作業風景

① 養生

まずは養生作業からスタートです。

給湯器や配管、サッシまわりなど、

塗料が付着してはいけない部分を

養生で丁寧に保護していきます。

塗装は【塗る作業】に目がいきがちですが、

 実はこの養生のテープラインが仕上げのライン。

養生によって仕上がりの綺麗さが

大きく変わります。

特に今回は設備配管も多く、

細かな養生が必要な現場でした。

写真を見ると、ビニールやテープで

細かく保護されているのが分かるかと思います。

こういったひと手間が、

完成時の美しさにつながっていきます( *´꒳`* )

② シーラー塗布

続いて、シーラーを塗布します。

シーラーには、

  • 塗料の密着性を高める
  • 吸い込みを抑える
  • 仕上がりを安定させる

といった役割があります。

この工程を省いてしまうと、

 後から剥がれや膨れなどの不具合に

つながる恐れがあります。

見えなくなる部分ですが、

長持ちする塗装にするためには

欠かせない工程のひとつです。

③ コーキング処理

腰壁と周囲の取り合い部分やクラックには、

コーキング処理をおこないました。

外壁は、気温差や建物の動きによって、

少しずつ伸縮しています。

そのため、隙間をそのままにしてしまうと、

  • 雨水の侵入
  • ひび割れ
  • 塗膜の劣化

などにつながる可能性があります。

塗装だけでなく、こうした細かな防水処理も

大切な工事のひとつです。

④ トップコート2回塗り

最後に、仕上げとなるトップコートを2回塗装していきます。

※1回目

◎1回目施工後

1回だけでは膜厚が不足しやすく、

色ムラや耐久性不足につながるため、

 適切な塗膜を作るために2回塗りを行っています。

※2回目

また今回は、周囲の腰壁とのバランスを見ながら、

色味やツヤ感も細かく調整しました。

完成後は、新しく塗装した部分だけが

浮くことなく、自然に馴染んだ仕上がりに

なりました¨̮⃝

◎施工後

◾︎「小さな範囲だから早い」とは限りません

今回の施工範囲だけを見ると、

「これなら1日で終わるのでは?」と

思われる方もいるかもしれません。

ですが実際には、今回の工事は2日

分けて施工しています。

理由は、下地処理材や塗料にはしっかりとした

【乾燥時間が必要】だからです。

乾燥が不十分なまま次の工程へ進めてしまうと、

  • 密着不良
  • つやムラ
  • ベタつき
  • 将来的な剥がれ

などの原因になることがあります。

特に外壁塗装は、見た目だけではなく

「長持ちすること」が重要です。

だからこそ、さとう塗そうでは

「急いで終わらせる」よりも、

【きちんと乾かして仕上げる】ことを

大切にしています¨̮⃝☝🏻 ̖́-

◾︎廃版材料だからこそ、塗装技術が活きることもあります

今回のように、既存材料が廃版に

なっているケースは少なくありません。

ですが、

  • 色を合わせる
  • つやを調整する
  • 周囲に馴染ませる
  • 機能性を持たせる

こうした工夫によって、塗装で自然に

再現できる場合もあります。

「同じ材料がないから直せない」と諦める前に、

1度、今の状態を見せていただければ、

一緒に方法を考えさせていただきます🙋‍♀️!!

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本日もさとう塗そうの【塗装のあれこれブログ】をご覧いただき、ありがとうございました。