こんにちは!さとう塗そうです。
前回「塗装工事 作業前編」をお届けしました。
今回は「塗装工事 作業後編」についてです。
実際の塗装作業内容について、皆さまが1番気になるところではないでしょうか?
前回のおさらいではありますが、塗装工事は大きく分けて6つの工程があります。
1.高圧洗浄
2.養生
3.下地づくり
4.塗り作業(下塗り、中塗り、上塗り)
5.養生剥ぎ
6.片付け、まとめ
今回はその中から、4~6の「作業後半」について順番にご紹介します。
4.塗り作業(下塗り、中塗り、上塗り)
下地づくりが終わると、いよいよ「塗り作業」に入ります。
作業をしていると、
「何回も塗るんですね」
「1回で良いと思ってました」
と言われる事があります。
屋内木部など塗料や素材によっては1度塗りということもありますが、少なくても3回は塗り、多くなると5.6回塗る事があります。
まずは、「下塗り」をします。
一般的に「シーラー」「プライマー」などと呼ばれている塗料になります。
旧塗膜との密着を高め、塗料の吸い込みを止めることで、塗りムラを無くし、美しく仕上げる事が出来ます。
またサイディング用やトタン用、など素材に合わせた材料選択をすることで、より高い効果を引き出します。
◎シーラー

◎サビ止めプライマー

次に「中塗り」をします。
こちらは、「下地調整材」と呼ばれるている塗料です。
下地づくりをした際に、補修した箇所とそうでは無い箇所では肌質が変わってしまいます。
均等な肌を作るために「模様づくり」をします。
稀に、「この色ではお願いしていない」と心配される方もいらっしゃいますが、ご安心ください ·͜·!
中塗り材はまだ、下地の段階なので仕上げはこの次の作業になります。
◎模様合わせ(パーフェクトフィラー)


またサイディングのように、素材そのものに模様がある場合には、ひび埋め効果のある塗料を塗布します。
なので、サイディングの模様が変わることはありませんが、しっかりと保護はされます。
◎パーフェクトサーフ

いよいよ最後は「上塗り」をします。
こちらは、皆さまに選んで頂いた色に変化する工程になります。
上塗り材は、2回塗布します。
◎日本ペイント グランセラトップ
1回目

2回目

2回目で塗り残しがないよう丁寧に、チェックしながら塗っていきます!
5.養生剥ぎ
全ての作業が終わったら、「養生剥ぎ」をします。

塗料がついていないか、ラインが乱れていないか、などチェックをしながら作業を行います。
※タッチアップ(ラインの修正)



※お掃除


6.片付け、まとめ
養生剥ぎを終えると、最後の片付けをします。
塗装工事をするために、動かしたものを復旧したり、
ゴミが落ちていないかチェックしたりします。
この時に、仮設トイレの引き揚げや、足場解体の依頼を忘れずに行います。
足場解体、仮設トイレの引き揚げ完了後、御請求書をお渡しし、御入金して頂き完工となります。
以上が、塗装工事の一連の流れです。
何か気になる点やご不明な点がありましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。
本日もさとう塗そうの【塗装のあれこれブログ】をご覧いただき、ありがとうございました。